2022.09.09 調査・統計
メタバースの認知度は61%、「現実ではできない先鋭的な体験」に興味
(株)クロス・マーケティングが8日発表した『メタバースに関する調査(2022年)・浸透状況編』によると、認知度は61%に上っていたが、「詳細」となると5%ほど。思い浮かぶワードは「仮想空間」「仮想現実」などの『仮想』が際立っていた。

連想するキーワードは1位が「仮想空間」、2位が「VR」
「Meta」と「Universe」を組み合わせた造語の「Metaverse(メタバース)」。耳にする機会も増えているようだが、今回は「浸透状況編」として8月26日~28日、全国15~49歳の男女4200人に、認知状況や関心度などについて聞いた。
それによると、メタバースという言葉を「詳しく知っている」は5%、「ある程度知っている」は19%、「聞いたことがある」は37%。合わせて61%の認知率となった。「詳しく+ある程度」という理解度に年代の差はないが、「聞いたことがある」は、年代が上がるほど高くなっていた。
思い浮かぶワードは、純粋想起では「仮想空間」(338件)が多く、次いで「VR」(50件)、「仮想現実」(44件)など、「仮想」という言葉が目立った。助成想起は「仮想/拡張/複合現実」と「アバター」が42%、「疑似体験」が30%。15~19歳では「ゲーム」の想起が38%と高かった。
メタバースの意味を説明した上で、関心度を聞いたところ、「とても関心がある」は5%、「やや関心がある」は19%と、合わせて24%が関心を示した。若い世代ほど関心度は高いが、最も高い15~19歳で31%程度だった。
関心度が最も高いのは「現実ではできない先鋭的な体験」
具体的に4つのサービスや体験の関心度を確認した。「VR機器を使って、仮想空間で現実ではできない先鋭的な体験をする」が77%で最多。「仮想空間内で暗号通貨・NFTを使って買い物をしたり、働いたりする」「オンライン上の3D仮想空間で人と交流しながらゲームで遊ぶ」が68%、「仮想空間内のアバターコミュニティに参加して人と交流する」が66%だった。
30代は、VR機器を使った仮想空間での体験、仮想空間内での暗号通貨・NFT利用、メタバース要素をもつゲームの関心度がほかの世代より高かった。ちなみに、「暗号通貨」の認知率は61%、「NFT(非代替性トークン)」は39%。理解度が高かったのは「暗号通貨」「NFT」ともに、20代~30代だった。
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