2022.05.10 通販支援
エブリーなど3社、ネットスーパーアプリ開発のプラットフォーム提供
レシピ動画メディア「DELISH KITCHEN」を運営する(株)エブリーは9日、セイノーホールディングスグループの(株)ベクトルワン、ココネット(株)と業務提携し、小売事業者が自社ネットスーパーアプリをスピード導入できるプラットフォームの提供を開始すると発表した。

3社のアセットを活用したネットスーパーアプリの基盤を提供
エブリーは、月間総利用者数5600万人を超える「DELISH KITCHEN」を運営し、管理栄養士など食のプロによって考案されたレシピの総数は4万5千件以上。2018年からは、小売業の集客と販促の強化、メーカー商品の訴求機会の創出を目的とした店頭デジタルサイネージの導入を進めてきた。「アプリユーザー評価」「ウェブ利用者数」「SNSファン数」「レシピ動画数」「サイネージ広告出稿社数」は、それぞれ国内No.1を達成している。
ココネットは、食品の配送「お買い物サービス」やご用聞き、見守りといった地域のコンシェルジュ機能を提供しており、ハーティスト(食品・日用品のお届けスタッフ)を全国に展開している。また、ベクトルワンは、ラストワンマイル狭域配送システム「DSS」やネットスーパーシステムを提供しており、年間処理件数は440万件以上の実績を有している。
3社が業務提携することで、アプリ運営はもちろん、顧客データ分析やデジタルマーケティングの支援、ネットスーパーシステムから配送まで、それぞれのアセットを活かしたネットスーパーアプリの基盤を提供し、小売事業者の課題解決をサポートする。
ネットスーパーアプリは初期費用無償、最短2カ月で導入も
ネットスーパーアプリは初期費用無償。ゼロからの導入でも最短2カ月で導入できる。社内システムの変更なしでアプリ化ができ、既存システムとの連携も可能。また、レシピ動画コンテンツなどの一部利用もできる。運用後の改修やアプリストアへの申請、サーバー運営などの運用支援全般も、導入店舗数に関わらず一律の運用コストで導入しやすい仕組みだ。
また、「DELISH KITCHEN」が持つレシピ動画コンテンツを起点にした訴求で、難しいとされている生鮮商品の購買促進もサポート。さらに、事前予約での宅配に加えて、店頭受取り、クイックコマースなどの機能を搭載する予定だ。受け取り方法に応じた価格変更や送料変更にも対応し、消費者の柔軟な買い物を後押しする。
エブリーによると、ネットスーパー市場は拡大傾向にあり、小売事業者の大手各社も今後5年~10年で大きな成長目標を掲げており、競争の激化が推測されている。反面、消費者の商品選びからリピート・定着に至るまでには、フェーズごとに課題があり、改善の余地がある。これらの解消を図るため、ネットスーパーのシステム提供実績のあるベクトルワン、全国配送網の基盤を持つココネットと業務提携を締結した。
提供するネットスーパーアプリは今後、複数のアップデートを予定している。クイックコマース機能や広告機能、店舗の商品訴求、デジタルチラシ、クーポン機能の搭載、そしてさまざまな事業者との提携など、ネットスーパーのシステムから宅配のラストワンマイル物流リソースまでをワンストップで提供する「小売スーパーアプリ」をめざしたいとしている。
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