2022.04.14 調査・統計
お酒を飲むシニア女性は52%、「ほぼ毎日飲む」が10%に
女性誌部数No.1の雑誌「ハルメク」をグループで発行する(株)ハルメクホールディングスのハルメク 生きかた上手研究所が13日発表した『お酒に関する意識と実態調査』によると、お酒を飲むシニア女性は調査対象の半数以上、毎日飲む人は約1割。食の一部として、家族とのコミュニケーションツールとして楽しんでいるようだ。

普段飲むお酒は1位「ビール」・2位「赤ワイン」・3位「白ワイン」
シニア女性は普段、お酒をどのように楽しんでいるのか。加齢による変化は――。調査は50~85歳の578人を対象に、3月11日~15日に実施した。それによると、「お酒を飲む」のは52.9%。うち、「週1回以上」が37.7%、「ほぼ毎日」が10.9%。10年前の飲酒量比較では、「増えた」が4.8%、「変わらない」が29.1%、「減った」が19.0%だった。
普段飲んでいるお酒は「ビール」(60.5%)、「赤ワイン」(53.9%)、「白ワイン」(39.2%)、「チューハイ・サワー」(34.3%)の順で、平均で3.85種だった。飲む理由としては、「料理がおいしく感じられる」(51.6%)、「リラックスできる」(47.1%)、「ゆったりした時間を過ごせる」(44.1%)。
料理との組み合わせ例ではビール+餃子・揚げ物・焼肉、ワイン+洋食など
料理との組み合わせ例として多く挙がったのは、「ビールには餃子、揚げ物、焼き肉」「ワインに洋食、日本酒に和食」「赤ワインに肉、白ワインに魚・パスタ」など。「スパークリングワインに豚肉料理」「ビールは万能選手」といった声もあった。
一緒に飲む相手は、「配偶者」(平日:51.3%、土日・祝日:59.5%)が最多。「ひとりで飲む」は平日で36.9%、土日・祝日で30.7%に上った。「子」と飲む人は平日で8.5%、土日・祝日で16.0%だった。
「ニュースや世間の出来事」「テレビ番組」「体・健康」「子ども」「余暇の計画」「過去の出来事・思い出話」などが、夫と飲むときの肴になっているようだが、まつわる楽しい思い出やエピソードでは、「夫婦で毎晩料理に合わせてお酒を『何飲む?』と楽しんでいる」「(お酒を飲むと)子供と話しやすくなる」など、家族とのコミュニケーションに関するエピソードも目立った。
お酒を控える傾向なし、食事の彩やリラックス・コミュニケーション目的がメインに
ハルメク 生きかた上手研究所の梅津順江(うめづ・ゆきえ)所長は、「予想が大きく外れた」という。シニア女性は「歳だから休肝日を設けないと」「健康のために糖質は控えないと」など、お酒への態度はシュリンク傾向なのではないか、という仮説を持っていたという。
最も驚いたのは、ビールと組み合わせる食事で「餃子・揚げ物・焼き肉」が多かったこと。しかし、「止渇目的でグイグイ」という様子は見られず、食事の彩りやリラックス、コミュニケーション目的で、「家族と会話を弾ませながら、料理と一緒にゆったり味わっている」という印象。
「関係企業の皆さん。どうやら、シニア向けに『健康を意識したお酒の提案』ということばかりにとらわれなくても良いようです」とまてめている。
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