2022.04.04 ECモール
三木谷氏「謙虚さを忘れず、学び、挑戦を続けてほしい」…楽天入社式
楽天グループ(株)の三木谷浩史・会長兼社長は1日、新入社員約700人を迎えた入社式で、「変化」する環境と時代への認識と対応の重要性を軸に、「謙虚さを忘れず、世界の国々や企業から学び、挑戦を続けて欲しい」とエールを送った。対面方式のみの入社式は3年ぶり。すべて「社内公用語」の英語で進められた。

三木谷氏「変化の時代でビジネス界での旅を始めることはエキサイティングな体験」
「いま、私たちの周りでは非常に多くの変化が起きている」――。まず切り出したのは、ロシアによるウクライナへの侵攻。企業としての人道支援策を示した上、「今回の戦争で、インターネットなどの現代テクノロジーは大きな役割を果たしている。ネットによって私たちは、いま世界で何が起こっているのかを知ることができるようになった」。
「楽天が25周年を迎えたいまも、世界は大きく変わり続けている。社会やビジネスの変化はもちろん、人々の行動様式や物事の定義、概念さえも変化し始めている」と、楽天のコミュニケーション機能やサービスの進化と多様化に言及。「変化の時代に、ビジネスの世界での旅を始めることはドラマティックで、チャレンジングで、エキサイティングな体験」と激励した。
三木谷氏、最も重要なのは「謙虚であること」と強調
三木谷氏は、「統治の教科書」ともいわれる中国の古典「貞観政要(じょうがんせいよう)」から「3つの鏡」の話を引用。過去から学ぶ「歴史の鏡」、他者から見た自分を映し出す「人の鏡」、自分でわが身を見る「銅の鏡」の大切さを説くとともに、ビジネスに当てはめて考えると、「世界の鏡」も必要だと付け加えた。
社内公用語の「英語化」についても、世界の優秀な人材を獲得し、従業員が互いに学び合えるようにすることで企業をグローバル化させるという目的を披瀝。「グローバル企業を見据え、国々や企業から多くのことを学ぶ必要がある。これが『世界の鏡』が映し出すものだ」
最後に、「最も重要」と強調したのは「謙虚であること」。楽天は日本を中心に消費の世界で大きく成長しており、グローバルでも無線ネットワーク業界で必ずやリーディングカンパニーになっていくとした上、「そのような状況でも、決して傲慢な態度や行動をとってはならない。謙虚な姿勢を忘れずに、新たな道を歩んでいってほしい」と呼びかけた。
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