2022.04.01 調査・統計
2月はメルカリかたるフィッシング詐欺が倍増、6ヵ月連続で過去最多
ソフトバンクグループのBBソフトサービス(株)が3月31日に発表した、2月度の「インターネット詐欺リポート」によると、ECサイトをかたるフィッシング詐欺サイトが大幅に増加。メルカリとそっくりな偽サイトが前月比で倍増、6か月連続で上昇している。春からの新生活需要を狙ったものとも考えられるとして、注意を促している。

※フィッシング詐欺サイトで盗用されていたブランドの上位10位
※フィッシング詐欺サイトで盗用されていたブランドの上位10位
ECサイトをかたるフィッシング詐欺サイトが48.2%に
BBソフトサービスが開発・提供する、ネット詐欺専用セキュリティソフトの詐欺ウォールの調査として収集した。2月の詐欺サイト検知数は343万670件。1月と比較すると27万件余り減少する結果となった。年始にかけて増加する買い物などの需要を狙った詐欺サイトの動きが落ち着いたものと考えられるという。
フィッシング詐欺サイトのカテゴリ別では、1月は31.9%だったECサイトをかたるフィッシング詐欺サイトが48.2%と大幅に増加。1月に最も多かったクレジットカード/ファイナンスをかたるフィッシング詐欺サイトは38.2%から29.0%と減少した。
フィッシング詐欺サイトで盗用されていたブランドでは、右肩上がりで増加し続けているメルカリが三井住友カード(VPass含む)を抜いて1位に。不審なSMSやメールに記載された連絡先(URLや電話番号など)にアクセスすると、詐欺被害に遭う可能性があるため、URLリンクをクリックする、電話を掛けるなど、送信元と接触することがないよう、注意を呼びかけている。
相場から考えられない安い商品を掲載し、偽サイトへ誘導
メルカリのフィッシングサイトや不正サイトに誘導しようとする不正メール、SMSについてはメルカリ側も確認しており、注意点や対策を発信している。メルカリのロゴマークを使ったり、過去のキャンペーンの文章を引用したりして「本物」に見せかけているが、リンクをクリックすると、偽のメルカリのページに遷移する。
最近は、SMSに詐欺広告を掲載し、クリックすると偽のメルカリのWEBサイトへ遷移するという手口も確認されている。これらの詐欺広告は、相場からは考えられない安い価格で商品を宣伝している傾向があるという。
また、BBソフトサービスでは、エムアイカードをかたるフィッシング詐欺サイトが21年8月以降最多、前月比約3.5倍の251件となったことに注目。エムアイカードをかたったフィッシング詐欺サイトは、これまで多少の増減はあったものの多くは見られず、21年8月に562件と急増した後、50件以下を推移していたが、22年1月から増加傾向が見られ、2月は前月比3.5倍いう結果となりました。今後も増加する可能性があり、引き続き注意が必要としている。
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