2022.02.09 通販会社
クルーズ3Qは減収減益、SHOPLIST取扱高が14%減…売れ筋商品が欠品も
クルーズ(株)が8日発表した2022年3月期第3四半期(21年4~12月)連結決算は、売上高が前年同期比57.6%減の118億5900万円、営業利益が同60.8%減の7億5000万円、純利益は同75.4%減の3億5000万円となった。

SHOPLISTの苦戦、新作ゲームの開発コストなどで減収減益
取扱高は前年同期比10.3%減の250億5500万円。第3四半期では同15.4%減の87億1000万円、営業利益は同71.6%減の2億1300万円となった。減収減益は、主力のSHOPLIST事業の成長鈍化に加え、新作ゲームの開発コスト、プロモーション費用の負担などによる。
グループの主軸事業であるEC事業の売上高は79億4400万円、セグメント利益は6億5400万円(前年同期比55.4%減)となった。第3四半期の取扱高は、前年同期比17.2%減の69億3000万円、営業利益は同46.9%減の2億5100万円となった。
コロナ特需に落ち着きや広告流入の減少などでSHOPLISTが苦戦
SHOPLIST事業の取扱高は前年同期比14.5%減の182億8500万円、営業利益は同52.7%減の7億2900万円。第3四半期の取扱高は同16.9%減の66億7600万円、営業利益は同35.0%減の3億2900万円となった。
第1、第2四半期に続いて取扱高、営業利益ともに前年同期を下回った。取扱高が下回った原因に、コロナ特需の影響が落ち着いたことをはじめ、SEO・広告経由の訪問者数の減少、売れ筋商品の欠品率の高さが主因とした。営業利益の減は取扱高の減少による。
取扱高の回復には、訪問者の減少と売れ筋商品の欠品の改善が急務と、SNSを中心とした広告プロモーションの強化や、SKU単位での需要予測を算出するシステムの構築で適切な在庫管理の徹底をめざす。
ネット広告・メディア事業が好調、営業利益は48%増
ゲーム事業の売上高は16億9100万円、セグメント損失は4億7200万円(前年同期は1億7100万円のセグメント利益)。第3四半期の取扱高は同10.2%増の6億1600万円、営業損失が1億5800万円(前年同期は429万円の営業利益)となった。新作ゲーム「SHAMAN KING ふんばりクロニクルの開発費用などが2億6000万円と大きかった。
インターネット広告・メディア事業の売上高は10億3100万円、セグメント利益は前年同期比48.3%増の4億9000万円。第3四半期の取扱高は同7.0%増の7億6000万円、営業利益は同13.6%増の1億5200万円となった。ランク王とともに、金融関連を中心としたその他新規メディアや広告代理事業が好調だった。
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