2021.12.24 調査・統計
ネットで食品を購入する頻度、前年より「増えた」が半数に
アイランド(株)が運営するお取り寄せの情報サイト「おとりよせネット」が23日発表した『2021年 ネットでの食品通販に関するアンケート』のまとめによると、半数が「コロナ禍で食品通販が自身の中で浸透した」と回答し、利用目的は「ご褒美」「普段の食卓」が約7割。ライフスタイルの変化で、食品通販との付き合い方の変化もうかがえる結果となった。

購入が増えたジャンルは1位は「スイーツ・洋菓子」
調査は9月29日~10月29日。20代~60代(女性75%)の504名に聞いた。内訳は会社員37%、専業主婦・主夫24%、パート・アルバイト21%、自営業7%、その他13%。
ネットで食品を購入する頻度は、20年と比較して「増えた」(16%)、「やや増えた」(33%)、「変わらない」(47%)。「増えた」「やや増えた」と答えた人の1か月あたりの購入回数の増加数は、「1~2回」(57%)、「3~4回」(29%)だった。また、21年に購入が増えたお取り寄せジャンルの1位は「スイーツ・洋菓子」、2位は「おかず・お惣菜」、3位は「肉」となっていた。
「コロナ禍でネットで食品を購入することは自身の中で浸透したと感じるか」という質問には、「そう思う」が23%、「ややそう思う」が32%。理由としては利便性や効率性、非対面での購入できる点などが挙がっていた。
商品購入で意識するのは「訳あり・お試しセット」が44%に
商品を購入する際に意識する切り口については、「訳あり・お試しセット」が44%に上った。5月に発表した「伸びたお取り寄せカテゴリー」でも1位となっており、定着した様子がうかがえる。また、コロナ禍でニーズが高まっている「長期保存系」(31%)、「調理が簡単系」(28%)なども引き続き、商品選択時のポイントになっているようだ。
購入目的は、「特別なもの・ご褒美」(69%)と「普段の食卓」(67%)が並び立っていた。20年6月に実施した調査の同じ質問では、「普段の食卓」は59%、「ご褒美」は44%だったが、いずれも今回は大きく伸長。在宅時間を楽しんだり、毎日の食事の手助けとして食品通販を活用している様子がうかがえる。
今後の食品通販の購入機会は「変わらない」が約6割、「増える」が約4割に
今後の食品通販の購入に関しては、「変わらないと思う」(59%)、「増えると思う」(38%)、「減ると思う」(3%)となった。コロナ禍で進捗したネットでの食品通販が、一過性のトレンドではなく、生活の一部として今後も定着していくと予想される。
おとりよせネットの伊藤梢編集長は、「非日常を楽しむための娯楽要素を含んだ利用と、日常利用の両軸で、今後もネットでの食品通販の利用が増えていくのではないか」と調査結果を総括している。
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