2021.10.05 調査・統計
SDGsへの取り組み、就活生の4割強が「就職志望度に影響する」と回答
リクルートエージェントの(株)ディスコが4日発表した『就活生の企業選びとSDGs(持続可能な開発目標)に関する調査』の結果によると、4割強の就活生が「企業のSDGsへの取り組みが就職志望度に影響する」と回答していた。

SDGsを「詳しく知っている」学生は22%
調査は8月2日~11日。2022年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)1055人に聞いた。SDGsの認知度は、「詳しく知っている」学生は22.7%で、「ある程 度知っている」(63.9%)と合わせると86.6%に上った。20年卒の52.9%と比較すると30ポイント以上増加しており、この2年で認知度が大きく上昇したことが分かる。
SDGsを知った時期は、「大学1、2年生」が37.7%と最多で、「大学3年生(修士1年生)」が32.6%だった。また、「高校生」が15.6%と、早くから認知していた人も一定数いた。SDGsを知ったきっかけは、「学校の授業」が43.1%、「テレビ・新聞・雑誌など」が24.3%、「就職活動・インターンシップ」が16.4%と続いていた。
企業情報の入手先は「ホームページ」が1位
就活中のSDGsとの接点についても聞いた。企業の取り組みに関して「よく見聞きした」が35.6%、「ある程度見聞きした」の50.0%と合わせると85.6%に上った。文系・理系ともに、男子よりも女子で頻度が高く、特に理系女子では「よく見聞きした」が44.2%だった。
企業の取り組みに関する情報をどのように入手したいと考えているか。最も多かったのは「ホームページ」で61.3%。「採用ホームページ・採用パンフレット」(49.2%)、「就職情報サイトの特集ページ」(48.5%)と続き、WEBサイトが上位を占めるが、「セミナー・インターンシップ」「イベント・ワークショップ」など、講義や体験を通じて理解したい学生も一定数見られた。
SDGsの17の目標のうち、関心が高いのは「すべての人に健康と福祉を」が最多
SDGsに積極的に取り組んでいることが、その企業への志望度に「影響する」と回答した学生は、「とても影響する(志望度が上がる)」「やや影響する」を合わせて41.2%に上った。これを就活中のSDGsへの接触度合い別に見ると、就活中にSDGs「よく見聞きした」(全体の35.6%)では、「影響する」の合計は59.5%に達していた。
「SDGsの17の目標」のうち、自身の関心が高いもの「すべての人に健康と福祉を」が最多で40.8%と、関心の広さがうかがえた。一方、入社予定企業が貢献できると思うものは「産業と技術革新の基盤をつくろう」「働きがいも経済成長も」が40%強となった。ただ、その他の項目は分散しており、入社予定企業の事業内容と関連した項目を選んだ結果と考えられる。
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