2021.10.05 通販会社
お花のサブスク「ブルーミー」、サステナブルな流通工程の共同研究開始
(株)Crunch Styleが運営する花のサブスクリプションサービス「ブルーミー(bloomee)」はこのほど、花市場を運営する(株)大田花きをはじめ、生産者や研究機関などと連携し、花のサプライチェーン全体での品質向上を目的とした共同研究を開始した。各工程でさまざま実験を行い、よりサステナブルでクリーンな流通環境へアップデートすることをめざす。

低濃度の塩素系ガスによる「カビ菌」抑制の実証実験を先行して実施
花にやさしい、クリーンでサステナブルな流通へと、花が市場や小売を通して生産者から一般消費者に届くまでを見据え、取り組みの一環として、低濃度の塩素系ガスによる「カビ菌」抑制の先行実証実験を実施した。
ブルーミーによると、日本の花き業界は花の品質向上を目的として、世界中の実験や研究を背景に温度・湿度、水質など多岐にわたる衛生環境を緻密に管理されている。しかし、長年リスクを排除できずにいるものの一つが、目に見えない形で空気中に存在する「カビ菌」だという。生産者・市場・小売など、各流通過程から綺麗な状態で出荷されても、輸送中に「カビ菌」の影響を受けた花は、廃棄につながってしまうこともある。
産業全体での持続性向上、研究結果を公開へ
今回の研究機関とブルーミーで行った先行実証実験では、「空気中の衛生環境」にフォーカスし、デリケートな花を扱うために、花の品質にとってより良い環境づくりをめざした。「カビ菌」の除去実験を行った結果、低濃度の塩素系ガスで空気中のカビ菌数が大幅に減少し、出荷拠点での花への品質ダメージを低減させることができた。
(株)大田花き花の生活研究所の桐生進・代表取締役は、実証実験について「花きのロスの低減が実現するばかりでなく、ひいては産業全体の持続性が高まり、SDGsの実現につながる。社会的に大変意義のある取り組みといえる」と期待している。
データは、研究機関との詳細な検証が完了次第、公開する予定という。ブルーミーは、今後も花き業界全体に少しでも貢献できることをめざして、業界内外を問わずパートナーシップを結び、取り組みを進めていく考えを示している。
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