2021.09.10 調査・統計
EC従事者の7割が住所入力ミスで誤配・遅配を経験、定期的に発生も
インクリメントP(株)が9日発表した、「EC事業従事者を対象にした配送トラブルの実態調査」によると、73.6%が住所の入力ミスによる誤配や遅配を経験し、うち63.8%は定期的に発生していることが分かった。同社は併せて、住所入力ミスによるトラブルを防ぐ、自社開発の「住所クレンジングサービス」の無料トライアルの提供を開始すると明らかにした。

入力ミスが発生する原因とは「ユーザーの入力ミス」が59%
調査は8月3日~5日、EC・通販・D2C事業の従事者約1万5000人に実施。その中で、住所の入力ミスの確認方法は、「人為的な確認作業(60.0%)」「目視チェック(58.8%)」「手作業による確認ツールの活用(37.5%)」と、人頼みの手作業の確認が大半だった。同時に、誤配や遅配がないとした回答でも、57.1%が「目視」、24.7%が「人為的な確認」。自動化されたツールを使っているのは7.8%にとどまっていた。
入力ミスが発生する原因としては、「ユーザーの入力ミス」(59.6%)、「ユーザー入力時の表記ゆれ(丁番地などの表記方法がバラバラなこと)」(51.2%)、「EC事業者の住所確認、または注文処理時のミス」(47.9%)が多かった。
入力ミスで「再送による配送コスト増」「人件費増加」などの影響も
これらによる影響については、「再送などによる配送コスト増加(55.8%)」「残業増加など、人件費の内部コスト増(51.7%)」「カスタマーサポートへの問い合わせ対応増(53.3%)」など。また、17.0%が「入力ミスによるコスト増が経営を圧迫している」とし、38.4%が「入力ミスによるコスト負担が大きいため見直しの優先順位が高い」と回答していた。
こうした調査結果を受けて同社は、EC・通販・D2C事業者のDX推進を目的に、「住所クレンジングAPIサービス」のトライアルを、WEB完結型で開始する。住所を独自整備の住所データベースと照らし合わせることで住所のミスを補い、表記ゆれの確認を自動的に実施。入力ミスによる配送トラブルの解消やサポート工数の削減、人為的に行っていた住所確認作業の効率化を実現する。最短で即日の試用が可能となるという。
■『住所クレンジングサービス無料トライアル』
https://account-anorm.mapfan.com/signup
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