2021.05.13 通販会社
新日本製薬2Q、純利益40%増…オフライン広告で新規獲得も
新日本製薬(株)が12日発表した2021年9月期第2四半期(20年10月~21年3月)決算は、売上高が前年同期比1.5%減の165億7500万円、営業利益が同27.3%増の13億9800万円、純利益は同40.8%増の9億6500万円となった。

マーケティングの効率化施策で大幅な増益
前期の下半期に広告投資を一時的に抑制したことや、コロナ禍による来店客数の減少を受け、売上高は前年同期を下回ったが、1~3月は順調に進捗。累計では計画を上回って着地した。利益面では、前期と同程度のマーケティング投資を実施したが、効率化施策の進展によるオペレーションコストが低減して利益拡大に貢献。各段階利益とも順調に推移した。主力の通信販売の売上高は152億8600万円で、前年同期比0.9%減。既存顧客に対する「パーフェクトワン 薬用リンクルストレッチジェル」のアップセルが引き続き好調に推移。積極的な広告投資も奏功した。
オフライン広告にQRコード掲載のオンオフ連携施策が好調
国内外ECの売上高は前年同期比20.7%増の19億4600万円。中国を中心とした海外の好調もあり、前期比で大幅増収となった。国内ECチャネルでの新規顧客獲得は同1.6倍。特に、オンライン広告にQRコードを掲載するオンオフ連携施策が好調で、これによる新規顧客獲得件数は同4.3倍。PERFECT ONEアプリのダウンロード数も同5.2倍を記録した。直営店舗販売・卸売販売の売上高は、前年同期比22.6%減の8億5500万円。1月に発令された緊急事態宣言により外出自粛傾向が続くなど厳しい事業環境が続いている。
海外販売は、売上高が前年同期比46.1%増の4億3300万円となった。現地のコロナ禍の影響や経済活動の状況を見極めながら販売拡大に取り組んでおり、主力の中国ではSNSや人気のKOLを活用したライブコマースの実施などで、1~3月は同3.9倍と安定して売上高を拡大。ASEANでは、タイで大手ECモールのLazadaやShopee、Konvyへの展開を開始し、現地の若年世代に対する認知拡大と販売拡大に取り組んでいる。
スマートヘルスケア事業では、ニューノーマル時代に向けて健康管理に必要な自分を防御する力(自己防衛力)をサポートするサプリメント「BODY AURA」を1月に発売し、自社オンラインショップや全国のドラッグストアでの販売をスタート。今後、TVCMやSNSを通じたブランド認知度の拡大と売上高の拡大を図る。
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