2021.05.12 通販会社
ハーバー研究所決算、営業利益88%減…店舗販売・通販も苦戦
(株)ハーバー研究所が11日発表した2021年3月期(20年4月~21年3月)連結決算は、売上高が前期比22.1%減の143億700万円、営業利益が同88.6%減の2億2600万円、純利益は同83.5%減の2億1600万円となった。

化粧品・栄養補助食品ともに売上減少
化粧品と栄養補助食品などの製造販売を主な事業とし、前年度に引き続いて特定の地域エリアでの広告戦略の最適化、テレビCM・ネット広告・プロモーションを行ってきた。品目別売上の基礎化粧品は93億8500万円(前期比21.4%減)で構成比は65.6%、メイクアップ化粧品は9億7200万円(同25.7%減)、トイレタリーは6億4400万円(同4.7%増)、栄養補助食品・雑貨などは26億4900万円(同33.8%減)で構成比は18.5%だった。
通販の構成比が12.5ポイント増
販売ルート別では、通信販売が85億100万円(前期比1.3%減)で構成比が59.4%だった。百貨店向け卸売が12億3200万円(同66.9%減)、その他卸売が39億5000万円(同13.8%減)、直営店は6億2200万円(同57.0%減)となった。コロナ禍の影響で、各ルートの売上減とともに構成比も大きく変化。通信販売は前期の46.9%から12.5ポイント上昇したのに対し、百貨店向け卸売は前期の20.3%から8.6%と11.7ポイント減少した。売上原価は41億700万円(前期比12.7%減)となった。販売費および一般管理費は、広告宣伝・販売促進費が39億9200万円(同15.5%減)、その他経費が59億8000万円(同13.9%減)、合計99億7200万円(同14.5%減)を計上した。
次期業績は増収増益を予想
22年3月期(21年4月~22年3月)の通期業績予想については、売上高が152億円、営業利益が6億7000万円、純利益は5億4000万円を見込んだ。コロナ禍の終息時期は不透明な状況にあり、次期以降も一定期間にわたり継続すると想定した。創業からの理念である「無添加主義」に基づいた安全で高機能、高品質な商品を世の中に広めていくため、ブランディングおよび地域に合った効率の良い広告宣伝を強化し、企業認知度の向上とさらなるエリア深耕をめざす。
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