2021.05.10 通販会社
スクロール期末決算の業績が過去最高、純利益7倍…在宅商材が好調
(株)スクロールがこのほど発表した2021年3月期(20年4月~21年3月)連結決算は、売上高が前期比17.3%増の851億9500万円、営業利益は同244.3%増の73億8500万円、純利益は同636.6%増の51億8300万円となった。

売上・利益ともに過去最高
主力である通販事業の収益力の最大化と、ソリューション事業の成長に向けた取り組みとともに、巣ごもり消費の拡大により、主要事業の売上が伸長。利益ともに過去最高となる大幅な増収増益となった。通販事業は、売上高が前期比18.3%増の420億8900万円、セグメント利益は同161.5%増の62億500万円となった。コロナ禍による外出自粛の高まりなどに伴い、ホームウェアをはじめとする在宅商品を中心に売上が増加した。併せて、商品調達方法の見直しや在庫の適正化による原価率の低減、効率的なカタログ配布による販促費の削減に取り組むなど、事業効率の向上による収益の最大化を推進したことにより、大幅に利益が増加した。
eコマース事業の利益は122.5%増の10億2600万円
ソリューション事業の売上高は前期比20.5%増の171億4400万円、セグメント利益は同128.9%増の8億2600万円となった。顧客であるEC・通販事業者の巣ごもり消費などに伴う需要拡大により、物流代行、決済代行サービス、アフィリエイトをはじめとするメディア事業の売上が増加した。稼働した大型物流センター「SLCみらい」(茨城県つくばみらい市)の新規顧客獲得に向けた営業活動に注力し、全国通販3PL戦略を推進している。eコマース事業は、売上高が前期比22.7%増の229億6700万円、セグメント利益は同122.5%増の10億2600万円となった。コロナ禍における実店舗の休業や外出自粛の影響で顧客の消費動向や生活様式が変化する中、キャンプやフィッシングなどのアウトドア用品、インテリア・雑貨などの巣ごもり需要商品の売上が増加。さらに、防災用品・備蓄品などの自治体向け販売事業の拡大がセグメント業績に寄与した。
健粧品事業は売上高20%減・5億3000万円の損失に
一方、健粧品事業は、売上高が前期比20.6%減の26億9500万円、セグメント損失は5億3000万円(前期は11億2200万円のセグメ ント損失)。さらに、旅行事業は売上高が同58.8%減の2億8900万円、セグメント損失は7700万円(前年同期は1億1700万円のセグメント損失)となった。いずれも、長引くコロナ禍が大きく影響した。22年3月期の通期業績予想については、売上高が800億円、営業利益が39億円、純利益は28億円を見込んだ。巣ごもり需要の減少や消費マーケットの縮小も懸念され、一時的に今期業績を下回る見通しだが、巣ごもり需要の影響がなくなり、厳しいマーケット環境下でも、今期を上回ることができるよう、次なる成長に向けて同社グループの「収益力のあるDMC(Direct Marketing Conglomerate)複合通販企業戦略」を、引き続き推進するとしている。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
2
【無料公開】食品EC「カオスマップ」2025 – 食品EC業界の最新動向
-
3
Amazon:販売数アップのためのSEOキーワード・販売戦略
-
4
機能性表示食品の体験談で注意すべきポイント ーひざ関節商材の事例で考えるー
-
5
あらためて整理!二重価格のルール 景表法の視点で読み解く正しい価格表示のポイント
ニュースランキング
-
1
JADMA、悪質広告を指南する広告代理店・コンサルタントを問題視…消費者委員会がヒアリング
-
2
CBN製品、6月1日から取り締まり…精神毒性が懸念されるなか、今もECモールで販売中
-
3
ZenGroup、海外向け文房具ECでサブスクボックス「静かな雨」を発売
-
4
アマゾン、新幹線の業務用スペースを活用した商品輸送に取り組む
-
5
【5月30日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
