2021.04.15 通販会社
国際ファッション専大、オンワードとアパレルDX人材育成授業を開講
学校法人日本教育財団は14日、国際ファッション専門職大学と、アパレルの老舗(株)オンワードホールディングスとの産学連携で、デジタル社会に対応した今後のファッション業界の人材育成を目的とした『ONWARDみらい人財プロジェクト』を4月から開始すると発表した。
アパレル業界のDX化に育成現場も対応
同大学は、国の新しい大学制度「専門職大学」として2019年4月に開学。日本で唯一の「ファッション」「ビジネス」の専門職大学だ。これからのファッションとビジネスを見据え、ブランドや企業との教育連携から、日本が誇る繊維産地との連携まで、いままでの教育機関にはない職業に直結した教育環境が特徴。元文化庁長官の近藤誠一氏が学長に就いている。
取り巻く環境は、ここ数年でオンラインとオフラインが融合する状況へと大きく変化している。そうした社会に対応するには、デジタルの資質が不可欠。アパレル業界も新たな先端技術へ対応し、DXを進められる人材の育成が急務と、プロジェクトの開始に至った。
グローバルに活躍できるアパレル人材を育成へ
プロジェクトは、単位認定授業として、「ライフスタイル全般の新規事業」や「ECサイトなどの新しいインフラ」を考案する授業を開講。デジタル思考を持ち、グローバルに活躍できるアパレル人材の育成をめざす。4か月間にわたる「Ⅰ期:オンワードベンチャーアワード」と、「Ⅱ期:オンワードビジネスインターンシップ」の2つのプログラムから構成される。
4月~7月に学生約120人が受講予定の「オンワードベンチャーアワード」は、オンワードグループのデジタル戦略を担う(株)オンワードデジタルラボが抱える実際の課題に、学生チームが取り組み企画提案を行う、高度な課題解決型授業となる。
1チーム6~7人の編成で、デジタルラボの担当者からフィードバックを受けながら企画・立案作業を進める。そして企画書をもとに、全19チームから7チームを選出し、プレゼンで優秀チームを表彰する。表彰された企画案はオンワードグループ企業で実際に新規事業として継続できる、ファッション業界の新しいプロジェクトとなる。
選考された学生10数人が単位取得可能なインターンシップに参加
選考された学生10数人が参加予定の「オンワードビジネスインターンシップ」は、10月~22年1月。従来型の企業側主導のものとは異なり、大学側主導で企業におけるプログラムを作成し、運営を行う。配属先は、オンワードグループ企業の「デジタルマーケティング」「ECブランド開発・コミュニケーション開発」「D2Cカスタマイズビジネス」の各部門を予定。
このプログラムを終了すると、学生は所定の単位を取得できる。Ⅰ期に企業の課題を深く考える経験を経てからインターンに参加することで、従来のインターンシップに比べ、より充実した社会経験を積むことができる。
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