2021.04.14 調査・統計
オンラインの本人確認「eKYC」の認知は28.6%、利用経験者は12%
MMD研究所が13日発表した「本人確認(eKYC)に関する調査」のまとめによると、認知度は3割弱で、利用経験者は1割強。オンラインや郵送・窓口での本人確認手続き中、面倒になって中断したことがあるのは4割を超えていた。
eKYC(electronic Know Your Customer)を全く知らない人は71%
eKYCは「electronic Know Your Customer」の略。オンラインの本人確認だ。これに対する
調査は3月23~30日、20~69歳のスマートフォンを所有する男女659人に実施した。
まず認知度については、「全く知らない」が最も多く71.5%。「利用したことがある」が12.0%、「名称は知っているが、どんな内容なのか知らない」が5.9%だった。年代別では、「利用したことがある」は20代が最も多く19.7%、30代が16.2%、40代が11.5%。「全く知らない」は60代が最多で86.8%、次いで50代が79.4%、40代が75.2%という結果だった。
本人確認手続き中の中断経験者は41%
オンラインでの銀行口座開設やクレジットカード発行などの本人確認手続き中に、アプリのインストールや書類郵送、窓口に向かうのが面倒になり、「手続きを中断したことがある」が41.6%、「中断したことはない」が41.9%だった。
eKYCの経験者の58.2%が「今後さらに普及してほしい」。36,7%が「ややそう思う」となり、普及に肯定的なのは94.9%に達した。利用して感じたメリット(複数回答)は、「郵送や書類コピーなどの手間が減った」が最も多く67.1%、次いで「スピーディーに手続きできる」が63.3%、「外出しなくて済む」が59.5%だった。
eKYC未経験者で今後の利用肯定派は40%に
逆にデメリット(同)は、「個人情報の漏洩の可能性」が最多で41.8%、「何回試しても認証されない」が31.6%、「本人確認書類の画像や動画などの読み込みができない」が29.1%。また、利用したことのあるシーン(同)は、「銀行・証券口座開設時」が最も多く59.0%、「キャッシュレス決済サービス利用時」が43.6%、「クレジットカード発行時」が35.9%となった。
eKYC未経験者に、今後利用したいと思うか聞いたところ、「利用したいと思う」は13.6%、「やや利用したいと思う」は26.9%で、利用に肯定的なのは合わせて40.5%となっていた。
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