2021.04.06 通販会社
しまむら期末決算、純利益は99%増…ECは店舗受取が9割に
(株)しまむらが5日発表した2021年2月期(20年2月21日~21年2月20日)連結決算は、売上高が前期比4.0%増の5426億800万円、営業利益が同65.4%増の380億 2600万円、純利益は同99.3%増の261億 6300万円となった。
EC事業では店舗受け取りが9割に
ブランドの再構築や新生活様式への対応、商品企画力の強化などにより、国内売上高は好調に推移した。ブランド再構築が進んだ主力のしまむら事業と、季節商品が好調だったバースデイ事業の客数は第4四半期も増加。まとめ買い傾向や提案力強化で、買い上げ点数もインテリアが売れ筋となったアベイル事業を含む各事業で増加した。
EC事業の取組では、20年8月に既存の東松山商品センターに併設したECセンターが稼働を開始。「ローコストEC」を基本に、出荷作業の効率化が進んだ。商品の店舗受け取りが9割を占め、ECと実店舗の相互送客に効果を発揮した。
自社ECサイトと旧専門アプリ「しまコレ」が17億円
また、新たな販売チャネルとしてオンラインストアを同年10月に開設。20年度売上高は、開設と同時に終了した専用アプリ「しまコレ」とEC事業で約17億円。インフルエンサー企画やキャラクターなどEC限定商品が売れ筋となり、ほぼ見込み通りの売上となった。
しまむら事業の売上高は前期比2.6%増の4120億9500万円。2店舗を開設、4店舗を閉店し、店舗数は1430店舗となった。PBやJBのコンセプトを再確立してリブランディング。商品・売場・販促 の三位一体のアピールが奏功し、売上を伸ばした。
バースデイ事業・海外事業ともに増収
バースデイ事業の売上は前期比16.0%増の626億54百万円。7店舗を開設、6店舗を閉店し、店舗数は298店舗となった。また、アベイル事業の売上高は同1.1%減の494億8000万円。今期は4店舗を開設、8店舗を閉店し、店舗数は315店舗となった。
海外事業の売上高は前期比2.0%増の15億38百万NT$(58億2900万円)。台湾の3店舗と、上海を中心に事業展開していたすべての店舗を昨年10月末で閉店、今期末での店舗数は45店舗となった。
中期経営計画ではEC事業を成長の軸に
同社グループでは、持続的な成長をめざし、22年2月期~24年2月期の3か年を対象とする中期経営計画を策定。国内売上高5950億円、国内営業利益493億円、国内営業利益率8.3%を最終年度の目標にしている。22年2月期通期は、売上高が5548億3700万円(前期比2.3%増)、営業利益が同1.6%増の386億6000万円、純利期は同0.4%増の262億7700万円を見込んでいる。
この中ではEC事業も成長の軸に据え、22年2月期の売上計画を50億円とした。開設したECサイトを、しまむら以外の事業でも展開し、新規顧客の獲得をめざす。商品の店舗受取りも全事業での相互受取を可能にするほか、昨年開始した予約販売に続く新サービスの開拓で、売上高と会員数の増加をめざす。
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