2021.04.06 ECモール
三木谷氏「リスクを取ってでも成長を」、楽天に新入社員約700人
楽天グループ(株)の三木谷浩史・会長兼社長は2日、新入社員約700人を迎えた今年度のグループ入社式で、「未来を見据えたグローバルな思考を持ち続けて挑戦すること」の大切さを強調。「前向きに、ポジティブに、世界をより良くしていこう」と激励した。新型コロナ感染症対策を徹底の上、オフライン、オンラインのハイブリッドで開催した。
「楽天モバイル」事業は挑戦の象徴
「変革のスピードは多くの人々が想像しているよりもはるかに速い」。三木谷社長はまず、世の中の変わりようをこんな言葉で表現。その上で、「しかし、残念ながら日本の変化のスピードは世界に比べて遅すぎる」と、根本的なアクションを起こさない限り、日本市場の重要性がどんどん低下していく可能性と危険性を指し示した。
その上で、自身が楽天を始めた理由について言及。「社会を刺激し、新世代をリードしていくため。いまでは日本のためだけでなく、世界のためにと思っている」。こうした決意の上に立ち、「これから、すべての産業でデジタル化による大規模な変革が起こり、世の中が変わっていく中、我々はリスクを取ってでも挑戦し続ける必要がある」と強調した。
現在、積極的に進めている「楽天モバイル」事業は、その象徴ともいえる。「これまでとは全く異なるテクノロジーで短期間にネットワークを構築し、携帯キャリア事業としてサービス開始を実現するとともに、さらなる革新に挑み続けている」と現状を報告した。
三木谷氏「グローバルで起こっていることに目を向けて」
三木谷社長はさらに、「皆さんは安定した企業に入社したのではなく、実業家精神にあふれ、革新的で、時にリスクを取ることを厭わない企業に入社したのだ」「根本的にこれまでと違うことをしない限り、成功は保証されない。これまでの踏襲ではなく、革新的なテクノロジーやビジネスモデル、組織を生み出していかなければならない」と鼓舞。
「グローバルな思考を持ち続けること」の必要性を語る中で、「内向きな思考では未来が見えなくなる。いまは物理的に他国に行くことはできないが、楽天には多くの国と地域出身の従業員がたくさんいる。ぜひグローバルで起こっていることに目を向けて」と、やる気とクリエイティブな才能に、さらなる積極性を求めるメッセージを贈った。
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