2021.03.30 調査・統計
コロナ禍で「腸活に興味あり」が約9割に、発酵食品摂取が多数派
植物発酵食品「万田酵素」を製造・販売する万田発酵(株)が29日明らかにした「緊急事態宣言下での食生活や腸活」に関する調査によると、「腸活」に興味・関心を持つ人は約9割。「腸活は食事から」と、ヨーグルトや納豆などの発酵食品摂取が大多数を占めていた。
腸活の実践者は49.9%
調査は2月25、26日。「腸活」が改めて話題になっていることや、一部地域で2回目の緊急事態宣言の発令などで、不安な状況が続いていることを踏まえ、発令地域(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県)の健康への興味・関心が高い20~60代の男女1000人を対象に実施した。
「腸活」とは、健康を維持するために腸内環境を整えるさまざまな生活習慣を指す。これに「興味がある」人は93.2%で、「実践したことがある」人は49.9%だった。さらに「実践している」(男性28.2%、女性28.6%)人の男女差はほぼないものの、求める効果には差があることが判明した。コロナ禍で「腸活」への意識が高まったという人は51.1%に達していた。
期待する効果は「整腸作用」「免疫力向上」などがメイン
期待する効果については、「整腸作用」(男性81.2%、女性86.4%)、「免疫力向上」(男性64.8%、女性68.6%)は、男女とも拮抗。一方、「美肌効果」では男性36.2%に対して女性が74.0%、「ダイエット」では男性38.2%、女性53.8%と、顕著な差がみられた。
では、「腸活」のために何をしている? 善玉菌を含む発酵食品や食物繊維の入った食品などで摂取する人が最も多く87.4%。週に1度以上、発酵食品を食べている人の割合は86.7%に及んでいた。
摂取した発酵食品は「ヨーグルト・納豆・キムチ・味噌汁」など
このために摂取した食品は、「ヨーグルト(87.8%)」「納豆(76.8%)」「キムチ(58.0%)」「味噌(56.2%)」「野菜類(54.4%)」「豆類(50.2%)」など。発酵食品ごとに期待される効果は多少異なる中、複数の効果を期待し、数種類の発酵食品をとり入れたいと考えている人は、81.2%に及ぶことも分かった。
万田発酵は、この調査結果を受けて、「腸活」のムーブメントはコロナ禍に伴う健康意識の高まりが要因の1つである可能性が示唆された。「腸活」には発酵食品が多くとり入れられ、「無理なく腸活できること」「手軽に摂取できること」などの期待が多かった。
一方で、複数の素材を発酵させる「複合発酵食品」を知っている人は約15%と、少ない結果になった。とり入れてみたいと回答した人は多く、「一度に複数の効果が期待できそう」「食生活から体を整えたい」などの声があった。人々の生活に当たり前にある「発酵食品」だが、改めて注目されていることが明らかになった――と考察している。
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