2021.03.18 通販会社
SKIYAKI最終決算、赤字幅を縮小…EC売上は2倍に急増
(株)SKIYAKIが17日発表した2021年1月期(20年2月~21年1月)連結決算は、売上高が前期比0.5%増の49億2200万円、営業利益が同29.7%増の1億2900万円、純損失が2200万円(前期は2億2500万円の純損失)となった。
FCの成長とECの売上増でコロナ禍の影響をカバー
コロナ禍の影響を受けたものの、FCサービスの成長とECサービスの売上増が、O2O事業の売上減をカバー。人件費への積極投資を中心とした販管費の増加などで営業利益は大幅増となった。投資損失や減損損失などにより、最終損失を計上した。
セグメントの業績では、プラットフォーム事業の売上高が前期比25.6%増の46億3200万円、セグメント利益が同77.1%増の3億1500万円となった。提供するプラットフォームの総登録会員数は今期末で、前期末比23.9%増となる383万.9000人となり、総登録会員数のうち有料会員数は同5.3%増の87万1000人となり、いずれも堅調に増加した。
FCサービスの売上高は、取扱いアーティスト数と有料会員数の増加により33億5300万円(同12.1%増)となった。ライブ・イベントの自粛に伴い、ファンクラブの有料会員向けチケット先行が減少したことで、有料会員数の伸び悩みに直面したが、新規案件の獲得によりサービス数、有料会員数ともに堅調に推移し、売上高の増加に貢献した。
EC売上は2.1倍に、ライブの自粛でアーティストがECでグッズ販売
ECサービスの売上高は、サービス数の増加に加えて出荷額が大幅に増加し、11億7100万円(同111.4%増)となった。全国的なライブ・イベントの自粛に伴い多くのアーティストがオンラインでのグッズ販売を強化した影響もあり、売上高が前期比で大幅に増加した。
O2O事業は、COVID-19の感染拡大に伴うライブ・コンサートの中止又は延期の影響によりライブ 制作収入が大幅に減少し、売上高が2億5200万円(前期比78.1%減)、セグメント損失が1億6700万円(前期は8500万円のセグメント損失)となった。公演の中止や延期を余儀なくされ、売上高が大きく減少した。
次期業績は増収減益を予測
22年度1月期の連結業績見通しについては、既存案件の成長と新規案件の獲得による取引規模の拡大を前提に、売上高は50億6800万円(前期比3.0%増)、営業利益は1億500万円(同18.2%減)、純損失として2200万円と予想した。
コロナ禍がもたらした事業との関連では、FCサービスはコンテンツに重きを置き、魅力あるコンテンツ確保による有料会員数増をめざす。ECサービスはライブ・コンサート市場の回復で会場物販が増加することも考えられるが、引き続き例年以上のEC販売を見込む。O2O事業はコストの見直しを含めて体制の立て直しを図る。
営業利益については、次世代ファンメディア「Bitfan」のユーザー数の増加をめざす広告宣伝費、新たな収益獲得のためのライセンスへの投資費用など、コロナ後を見据えた先行投資による販売費と一般管理費の増加により、前期比で減少。純利益については、今期に計上した持分法による投資損失、特別損失の減少による利益の増加を見込んでいる。
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