2021.02.05 ECモール
メルカリの中間期、3四半期連続で黒字化達成
メルカリが4日発表した2021年6月期第2四半期(20年7~12月)連結決算は、売上高が前年同期比46.1%増の482億1300万円、営業利益が13億7000万円(前年同期は138億9400万円の損失)、純利益は41億1100万円(前年同期は140億9800の損失)となった。
2Qからは再び投資加速も、自四半期は赤字
売上高は過去最高を更新。前期の第4四半期、今期の第1四半期と3四半期連続で黒字化を達成した。新型コロナウイルスの感染拡大という状況下、第2四半期前半までは投資を抑制していたが、今後は将来利益を最大化するためにグロースを優先した投資の再加速で、次の四半期以降は赤字になる可能性もあるとしている。
日本の流通額は27.5%増の1970億円
グループの成長を支えるメルカリJPの10~12月の売上高は前年同期比31.6%増の190億円、流通総額は同27.5%増の1970億円となった。また、累計期間では3676億円となり、同862億円増加した。想定通りの進捗とし、梱包発送の簡素化、(株)NTTドコモとの提携を深化させながら出品を強化。引き続き、新規ユーザー獲得の取り組みを進める。
ドコモID連携は480万に伸長
ドコモとのID連携は、20年6月末の120万から9月末に340万、12月末には480万にまで伸ばし、順調に推移している。ID連携者は非連携者と比べてユーザー一人当たりの平均購入金額(ARPU)が高いという。また、スマホ決済サービスを提供しているメルペイは決済と与信事業に加え、メルペイ残高を利用して資産運用ができるサービスの構築に取り組んでいる。利用者数は850万人となり、順調に増加している。
メルカリUSは流通額107%増
メルカリUSでは「Mercari is your marketplace」として、誰もがより簡単で安全にさまざまなモノが売れるマーケットプレイス「Mercari」の成長に向けて、認知度向上及び新規ユーザー獲得に加え、出品および配送の最適化に取り組んでいる。第四半期の流通総額は前年同期比107%増、累計期間で582億円となり、前年同期比で326億円増加している。
連結業績予想などの将来予測情報に関しては、安定した収益基盤であるメルカリJPに比べ、メルカリUSやメルペイは投資フェーズにあるとした上、これらの戦略的な投資により、連結業績を見通すことが困難であるため、予想の公表を控えているとした。
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