2020.08.13 通販会社
GDO中期、コロナ禍で純損失6億円…ゴルフ用品ECは回復も
(株)ゴルフダイジェスト・オンラインが12日発表した2020年12月期第2四半期(1~6月)連結決算は、売上高が前年同期比10.2%減の150億2600万円、営業損益が4億4500万円(前年同期は2億6200万円の営業利益)、純損失が6億1000万円(前年同期は8000万円の純利益となった。
コロナ禍で3月以降の売上が大幅減に
同社グループはゴルフ専門のITサービス企業で、圧倒的な情報量とゴルフに特化したサービス力を強みとしている。顧客DBを活用し、ネットを通じて「ゴルフメディア」「ゴルフレッスン」「ゴルフ用品販売」「ゴルフ場予約」を四つの柱として事業を展開している。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月以降の売上高が大幅に減少。販管費の効率化を進めたが、売上構成の変化による粗利率の低下が大きく、EBITDAは前年の3分の1。ただ「国内」の6月以降は急回復しており、「海外」も回復基調にある。
「国内」セグメントは、売上高が120億6500万円(前年同期比7.7%減)、セグメント利益は3億4300万円(同比41.9%減)となった。「ゴルフ用品EC販売」(同0.3%減)は健闘したが、外出制限や営業休止などで「ゴルフ場予約」(同13%減)、インドアレッスンの「ゴルフレッスン」(同22%減)でコロナ禍の影響を大きく受けた。
オンラインサービスは6月以降、回復基調に
オンラインサービスは6月以降、前年を超えるまでに回復。一方、リアルサービスの完全回復は下期以降とした。ゴルフ用品EC販売の月次売上高は4月の前年比16%減から6月は同3%増と急回復。ゴルフ場予約の月次送客人数(オンライン)は同比30%減から1%増に、ゴルフ用品中古販売(リアル)の月次売上高は同比46%減から4%減となっている。
海外事業も6月以降は回復基調に
インターネットの浸透も後押しし、コロナ禍前と変わらずGDOクラブ会員は増加を続け、6月時点では436万人、国内ゴルファーの約6割に達している。
「海外」セグメントは、売上高が29億6000万円(前年同期比18.9%減)、セグメント損失は7億8900万円(前年同期は3億2900万円のセグメント損失)となった。休業店は5月3日から段階的に営業を開始し、6月15日から全店で再開している。コーチの雇用を維持したため、4月以降の売上急減に対して販管費の削減が追い付かずEBITDAはマイナス。6月以降はPGAツアーの再開に併せたセールの実施により回復をみせている。
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