2020.08.03 通販会社
ベガコーポの1Q、売上高61%増…利益面も劇的に改善
家具インテリアのECサイト「LOWYA」を運営する(株)ベガコーポレーションがこのほど発表した2021年3月期第1四半期(20年4~6月)決算は、売上高が前年同期比61.1%増の53億4900万円、営業利益は同10126.6%増となる7億4800万円(前年同期は700万円の黒字)、純利益は同7517.2%増の4億6100万円(前年同期は600万円の黒字)となった。
コロナ禍で需要押上げ
LOWYA旗艦店への販売チャネルのシフトが順調に進捗する中で、新型コロナウイルスの影響による需要の押し上げもあり、四半期ベースで過去最高の売上高を達成した。また、販売価格と商品構成の見直し、在庫適正化や適正配送による保管費および物流外注費の削減といった利益改善の取り組みを継続した結果、売上高総利益率および売上高営業利益率がともに改善し、前年同期比で増収増益となった。
旗艦店のアクセスが197%増に
売上比100%のLOWYA事業の取り組みでは、SEO・Web広告からの新規アクセス流入およびSNS強化による認知度向上に取り組み、旗艦店では、アクセス数が前年同期比197.4%増と大きく伸長した。売上高は前年同期比192.6%増の24億6300万円、全体の売上高に占める割合は25.6%から46.4%に上昇。旗艦店が最大の販売チャネルとなり、本格的なD2Cビジネスモデルの展開に向けた取り組みが順調に推移している。
越境EC事業は流通総額2億5500万円
新規事業として取り組んでいる越境ECプラットフォーム事業「DOKODEMO」は、広告費の抑制の中でも、アクセス数と会員数はともに順調に推移。流通総額は前年同期比で31%増の2億5500万円となるなど、高い成長率をみせている。台湾をはじめアジア向け配送の流通総額割合が77.4%を占めるが、直近の実績では、米国やオーストラリア、イギリスなど、多岐にわたる国と地域の利用が高まりつつある。
通期業績予想を上方修正
四半期ベースで過去最高の営業利益、経常利益、純利益を記録した第1四半期を受け、
同社は5月に公表した通期業績予想を上方修正した。売上高は当初計画比19.2~32.5%増の180~200億円とし、前期比では32.6~47.4%増となる。営業利益は計画比261.7~346.8%増、前期比1359.9~1703.4%増の17~24億円。また純利益は計画比243.3~323.3%増となる10億3000万円~12億7000万円を見込んだ。
第2四半期以降も、新型コロナウイルスを契機とする家具市場の拡大・EC化の前倒しにより、旗艦店を中心に売上の伸長を見込んだ。コロナ禍の影響で不確実性が高い事業環境下で、売上の正確な予測は困難としてレンジ形式での開示に変更した。
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