2020.07.22 通販会社
北の達人1Qは減収増益、コロナ禍で計画を下回る…7割が定期に
(株)北の達人コーポレーションがこのほど発表した2021年2月期第1四半期(20年3~5月)決算は、売上高が前年同期比5.0%減の22億6800万円、営業利益は同1.4%増の5億
6100万円、純利益は同1.0%増の3億8900万円となった。
「D2C×サブスクリプション」で売上高の7割が定期購入に
同社は健康食品・化粧品などのオリジナル商品を展開し、インターネット通販サイト「北の快適工房」での販売事業を手がけている。「D2C×サブスクリプション」をビジネスモデルとし、売上高の約7割が定期購入となっている。
売上高は、新規獲得件数の減少により減収したが、営業利益、純利益とともに、四半期の対業績予測進捗率は27~28%台となり、順調に推移している。3、4月は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で消費マインドが冷え込み、当初の計画を下回った。
上限CPOの引き上げ施策で新規獲得数が増加
5月は、受注1件当たりに使用可能な広告宣伝費の上限として設定する「上限CPO」の引き上げ施策などにより、新規獲得件数は19年10月の消費税率引き上げ前の水準に戻っている。また、定期顧客に対するクロスセル施策や、継続促進のための対応品質向上で、顧客が将来もたらす売上高の予測額であるLTVの向上に一定の成果があった。
上限CPOの引き上げ策は、一方で広告投資効率の指標の1つであるROASの悪化を招き、利益率の低下につながった。上限CPO設定の算出方法を見直し、あくまでも高い利益率を維持して売上高の拡大を図っていくとした。
大手メディアへの広告出稿や動画広告の活用も
定期顧客へのアプローチに関しては、開発者としての専門知識をベースに、社内専門スタッフの知識向上や電話対応のサービス向上を図った。こうした取り組みを通して、顧客満足度および定期顧客の継続率向上に努めた。今期末後は、従来リソースが不足しており手を付けられていなかった大手メディアへの広告出稿や動画広告の活用などにも取り組んでおり、引き続き新規獲得件数の拡大をめざしている。
今期内の新商品は、加齢による毛穴の目立ちに悩む40~60代の女性に向けた「刺す化粧品」シリーズの第4弾となる『CHEEKPOREPATCH(チークポアパッチ)』を3月に。5月にはシミで悩む40代以降の男性をターゲットにした医薬部外品(薬用化粧品)『PEELSHOT(ピールショット)』を発売した。また、既存商品については、国際品評会「モンドセレクション2020」で13商品が最高金賞をはじめとする各賞を受賞した。
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