2020.05.18 通販会社
ベガコーポ20年3月期、過去最高の売上高に…旗艦店は75%増
(株)ベガコーポレーションがこのほど発表した2020年3月期(19年4月~20年3月)決算は、売上高が前期比1.9%増の135億7000万円、営業利益が1億1600万円(前期は2億9600万円の営業損失)、純利益は4000万円(前期は2億4000万円の純損失)となった。
SEOや広告、SNS施策が奏功
主軸の「家具Eコマース事業」は、LOWYA(旗艦店)の強化が順調に進捗し、販売価格や商品構成の見直しにより、原価率および配送費率を改善。SEO・Web広告からの新規アクセス流入、SNS強化による認知度向上や、継続的なサイトページの改善によるユーザー満足度の向上に取り組んだ。物流コストや研究開発費などの固定費削減も順調に進み、早期の利益改善で増収総益を達成。売上高は設立以来、16期連続増収を達成した。
旗艦店は前期比75.2%増に
LOWYA事業は、19年6月後半から積極的な広告投資を行い、年間アクセス数は前期比36.6%増。旗艦店業績も全体の売上高に占める割合も通期で32.7 %に上昇。販路別売上高では、旗艦店が前期比75.2%増となったほか、Amazon店が同19.9%増、楽天市場店が同14,6%減、Yahoo!ショッピング店が0.9%増となり、消費税増税などの影響があったものの、過去最高の売上高を実現した。
越境EC事業も「順調」
サービス向上の取り組みとして、3D化されたLOWYA商品が配置された空間全体を360度見渡すことができるリアル空間VR 「LOWYA 360」を19年8月に、人工知能(AI)を搭載した画像検索機能「LOWYA見た目でサーチ」を同年10月に それぞれ自社開発、リリースした。
新規事業として取り組んだ越境ECプラットフォーム事業のDOKODEMOは、19年 12月末時点で掲載商品点数31万8000点を超え、アクセス数、会員数とも順調に推移している。
次期も、「家具Eコマース事業」を主軸に、「越境ECプラットフォーム事業」の2事業で、新たな価値とサービスを提供し続けるとした上、特に家具Eコマース事業では「一気通貫の製造小売EC」の特性を生かし、本格的なD2Cビジネスモデルの展開に向けて、LOWYA(旗艦店)のさらなる強化とブランド認知の拡大に注力する考えを示している。
21年3月期は売上高151億円を予測
こうした方針のもと、21年3月期は、売上高151億円(前期比11.3%増)、営業利益 4億7000万円(同303.6%増)、純利益3億万円 (同640.5%増)を見込んだ。新型コロナウイルス感染症による影響については予測が困難と、通期予想には考慮していない。
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