2020.04.10 通販支援
楽天市場出店者友の会、新型コロナ対策で楽天に要望書…資金援助など
(株)楽天のECモール「楽天市場」の出店者でつくる「楽天市場友の会」は8日、新型コロナウイルス感染拡大の長期化に伴う売上機会の損失などから、店舗運営に関する資金面のサポートや企画の工夫、改善を求めた「要望書」を楽天に提出した。
伸びは一部「倒産リスク増してる」
要望書は、新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの店舗が運営に困難をきたしており、相互扶助の精神で難局を乗り切るために出店店舗からの要望を伝え、楽天市場の施策検討の一助としてもらうことを目的とした。
「一部商品の需要伸長で楽天の流通は伸びているかも知れないが、不要不急の商品を販売しているショップにとって、また販売ノウハウを生かし切れていないショップにとっては日々、切迫している状況で倒産リスクは常に増している」とした。
食品関連では催事などのキャンセルで保有商品の賞味期限が迫り、大量廃棄のリスクに直面。アパレル店はGWに向けての春ものが売上に苦しんでいる。さらに、子どもを持つパートスタッフが出勤出来なくて、生産能力が8割程度に下がっていることや、先行きが見えないので資金繰りなど、財務面での不安を抱えている現状を披歴した。
楽天ならではの支援企画を要望
その上で、食品を中心に販路に支障をきたしている商品を集め、展開中の販売支援コンテンツ「支援の輪」に言及。楽天ならではのカルチャーを生かした企画としながらも、「参加条件が不明瞭で、特別な地域や店舗に集中している」「グルメだけではなく幅広いジャンルの支援、地方の露出が必要」などの意見を添えた。
さらなる集客につなげるため、「業績が一定基準を下回っている企業に限定」「困窮している仕入先から仕入による販売の支援」「地域のバランスを確保」県別ナビを利用した買い回り施策」「共通のバナーやヘッダーのテンプレートの作成と配布」などの提案を盛り込んだ。
「今こそライブコマースを」
さらに、非常事態宣言下だからこその提案も。PCやスマホを使い、オンラインでユーザーとのやりとりやライブコマースなどを実践する好機とし、環境の提供や普及に向けた技術の支援、金融的な支援などの検討を求めた。併せて、伸長しているデリバリー事業と連動し、楽天店舗側も委託販売できる体制の構築とサポートの検討などを盛り込んだ。
最後に、環境の変化によるキャッシュフローの厳しさが発生することで、当座の資金繰りなど、財務面での不安が起こることが懸念されると、一定の基準を下回る企業への出店手数料の減免など、店舗運営にかかわる資金繰り面の配慮を求めた。
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