2020.02.28 事件・トラブル
LINEに不正ログイン、ユーザー約4000人に被害…乗っ取りなど2次被害も
LINE(株)はこのほど、LINEアカウントに不正ログインが発生し、4000人を超えるユーザーが被害に遭ったことを公表した。拡大防止策は講じているが、被害アカウントから二次被害が発生し得る状況となっている。ユーザーには、投稿中の不審なリンクは開かず、LINEアカウントのパスワード確認を求めるメッセージには応じないなどの注意を喚起している。
スパムやフィッシング詐欺ページに誘導も
LINEによると、ユーザーから「お客様サポート」宛てに、「自分のアカウントから身に覚えのないメッセージ送信が行われている」という最初の連絡を受けたのは13日。複数の通報内容などをもとに調査したところ、メッセージやタイムライン投稿の内容は、購買誘導をするためのスパムのほか、LINEアカウントの恒久的な乗っ取りを目的としたフィッシング詐欺のためのURLが含まれていた。
投稿機能を悪用された不正ログイン被害では、不正ログインが行われた後、メッセージやタ
イムラインに意図しない投稿が行われる被害が発生している。LINEアカウント自体の乗っ取りではなく、アカウントは継続して利用できる状態だという。
これまでの調べでは、不正ログイン被害を受けた国・ 地域とユーザー数の内訳は、日本: が4073人、台湾が81人、タイが2人、ほかの国家と地域が69人の計4225人に上る。
LINEアカウントの乗っ取り被害も、パスワード強制リセットへ
また、LINEアカウントの乗っ取り被害では、フィッシング詐欺を通じて、LINEのパスワードやSMS認証コードを騙して入力させる攻撃が発生しており、被害件数は調査中としている。
LINEは、悪用が確認されたサービスについては、発生させないための複数の技術的対策を適用済みとし、20日からLINE公式Twitterなどを通じ、「悪質な詐欺にご注意ください」 「アカウント乗っ取りにご注意ください」などのアナウンスをしている。
また、24日に 不正ログインが成功したことが確認されたユーザーに対するパスワード変更の協力依頼をしたほか、26日には、パスワード変更が確認できなかったユーザーに対して、LINE公式アカウントを通じ、パスワード強制リセットと再設定に関する連絡をした。
LINEでは併せて、一般のユーザーにも、不審なログイン履歴や身に覚えのないメッセージやタイムライン投稿の有無などの確認を呼びかけている。
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