2019.12.17 通販支援
トレンドExpress、NTTドコモ・ベンチャーズから資金調達
中国を中心とする消費者ビッグデータをベースに、クロスボーダーマーケティングと越境EC事業を展開する(株)トレンドExpressは16日、(株)NTTドコモ・ベンチャーズが運用するファンドから資金調達を実施したと明らかにした。
NTTグループにトレンドExpressの中華圏データ分析サービスを提供
関連した取り組みとして、NTTグループのインバウンドとビッグデータ関連事業に対し、トレンドExpressが持つ中華圏のソーシャルビッグデータ分析サービスの提供、連携を開始する。トレンドExpressは、「情報通信分野を中心に国内トップクラスのリソースを有するNTTグループとの事業連携を強化し、中国事業支援のリーディングカンパニーとしての成長を加速していく」(濱野智成社長)と話している。
NTTドコモ・ベンチャーズの稲川尚之社長は、「トレンドExpressのサービスは、日系の大手ブランドを中心とする既存顧客から高い評価を受けており、今後の適用市場の成長と販売パートナーとの連携に伴う事業拡大により、一層の成長が期待できる」と評価。「NTTグループのインバウンド関連事業に関する取り組みと親和性が高く、これらの分野に対して新たな価値創造に貢献するものと期待している」と、出資理由を説明した。
トレンドExpressは2015年11月に設立。中国のSNSなどのクチコミビッグデータから抽出した消費者インサイト(潜在ニーズ)に基づく分析サービスやプロモーションサービスを通じ、日本企業約300社の中国進出や中国でのマーケティング活動を支援している。
「越境EC X」で急成長
18年から、日本商品の「爆買いブーム」の火付け役といわれる日本在住中国人ソーシャルバイヤーをプラットフォーム化した越境ECサービス「越境EC X(クロス)」を立ち上げ、成長著しい越境EC市場へ参入。7月からは中国内陸部の小売企業と事業提携し、OMO(Online merged offline)市場へ参入している
中国の消費を取り込むことは、日本企業にとって命題でありながら成功事例は多くない。トレンドExpressは、中国の消費者ビッグデータを有効に活用して、日本企業の中国事業展開を成功させることを皮切りに、高い成長が見込める他のアジア諸国への進出支援事業にも進出する考えを示している。
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