2019.08.02 調査・統計
6月ネット詐欺リポート、フィッシング詐欺が急増…2カ月で4倍に
ソフトバンクグループのBBソフトサービス(株)(BBSS)が7月31日に発表した2019年6月度の「インターネット詐欺リポート」によると、フィッシング詐欺の検知件数が同年4月度の2倍以上に増えていたことが分かった。

詐欺検知数は2.4倍
リポートは、BBSSのセキュリティ対策ソフト「詐欺ウオール(Internet SagiWall)で検知、収集したデータを基にまとめた。国内のインターネット利用者が直面するネット詐欺の脅威に対する注意喚起を目的に、同社が定期的に報告している。
それによると、6月度の検知数は5万9912件で、4月度の2万4892件と比べて2.4倍。多くのネットユーザーがフィッシング詐欺サイトへ誘導されている実態が浮かび上がった。 また同社が通報や公的機関などから収集したフィッシング詐欺URL件数も6月度は約1200件に達し、4月度の4倍に急増していた。
大手求人サイトやキャッシュレス決済サービスかたり
内訳で最多だったのは大手有名求人サイトを名乗った事案で、37%。犯罪グループの新たなターゲットになっていると考えられるという。2番目に多かったのは、大手スマートフォンメーカーのID・パスワードを盗難する詐欺で約16%。次いで、大手キャッシュレス決済サービスのキャンペーンをかたった案件(10%)だった。
フィッシング詐欺被害防止のために
「(犯罪の)手口に変化が表れている」とBBSS。詐取サイトで認証情報を入力すると情報を盗まれるだけでなく、詐取された情報が犯罪グループを経由してブラックマーケットに転売され、サイバー犯罪に使われる恐れがある、と指摘。そのうえで、詐欺被害防止に向けて「情報入力前に正規のサイトかどうかを確認する」「SSL通信が提供されているかどうかをチェックする」行為の励行を呼びかけている。
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