2019.06.04 ECモール
アリババ、「618商戦」開始…150万点の新製品投入し新興地域開拓へ
アリババグループは1日、Eコマース事業の「淘宝網(タオバオ)」と「天猫(Tmall)」でECイベント「618商戦」を開始した。約150万の新製品の投入や各種プロモーション活動により、各ブランドや出店企業の中国新興地域への参入・事業拡大のサポートを行う方針を明らかにした。
「618商戦」は1日から18日まで実施し、約20万以上のブランドと店舗が参加する予定だ。

「淘宝ライブ」で地方都市や農村部の顧客取り込み
同グループでは今年度、中国全土の新興都市および農村部での顧客の取り込みを目的として掲げており、「淘宝網」と「天猫」を通じて急速に成長を見せている新興地域における各ブランドの浸透を推進する。
「618商戦」期間中、「天猫」では約150万の新商品を投入するほか、キャンペーン価格で商品を提供。アリババグループの共同購入サービス「ジュファサン」では、出店企業おすすめの「絶対に買うべきアイテム」を集めた「618商戦・共同購入キャンペーン」を数十回開催する。
「淘宝網」スマホアプリ上の「天天特売」では、消費者の好みや消費トレンドを分析し、リアルタイムに消費者のニーズに沿って商品や生産プロセスを調整。10万件の商品を出品する予定としている。他にも、アメリカのStadium Goods、韓国のLaneigeやInnisfree、日本の資生堂などが、地方都市や農村部の消費者に人気のある「淘宝ライブ配信」を実施する。
Appleは開始後約3分で1億元の売上達成
商戦開始初日のGMV(流通総額)は、深夜0時~1時までの1時間で、昨年の開始から10時間後までと同金額を達成。Apple/Xiaomi/Haier/Aux/Midea/L’Oreal/Lancome/Nike/Adidasなどのトップブランドだけで、それぞれ1億元を超える売上を記録した。中でもAppleは2分45秒で1億元相当の売り上げを記録。MideaとNikeは4分で同額の売り上げを記録している。
蒋凡社長「新興地域に大都市並みの製品を」
淘宝網・天猫の蒋凡社長は「中国消費者の可処分所得の増加に加えて、ライフスタイル向上を目指す新興地域の消費者は、より洗練された買い物客になりつつあり、これは販売事業者にとって大きなビジネスチャンスと言える。新興地域の消費者とってアクセス圏内にある商業施設は比較的に少ないため、その地域の人々のニーズに向き合い、大都市と同じような良質の製品を提供していきたい」とコメントしている。
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