2019.03.26 調査・統計
1月の詐欺サイト検知数、24%増の123万件…不当請求など増加
BBソフトサービス(株)が25日発表した2019年1月度のインターネット詐欺リポートによると、1月の詐欺サイト総検知数は前月比24.3%増の123万8844件だった。ワンクリック・不当請求詐欺が増加している。
同調査は同社のセキュリティ対策ソフトウエア「Internet SagiWallTM(インターネットサギウォール)」で検知・収集した危険性の高い詐欺サイトを分析したもの。
19年1月度は、ワンクリック・不当請求詐欺の検知件数が増加傾向となりフィッシング詐欺の検知割合が減少した。フィッシング詐欺の検知件数自体が大きく減少したわけではないとして、同社では引き続き注意を呼び掛けている。
「ワンクリック詐欺サイト」は、アダルトサイトや出会い系サイトなどへのアクセス後、自動で登録・入会完了されたとの文言を出すことで料金を請求するサイト。1月度の検知率は81.78%で、前月比で6.14ポイント増加した。OS別では、iOSは減少したが、Android、Windowsではともに微増となっている。
偽ECなどによるフィッシング詐欺の検知率は減少
「フィッシング詐欺サイト」は、偽物のオンラインバンクやECサイトを作り、ユーザー名/パスワード/クレジットカード番号などの情報を盗む詐欺サイト。1月度の検知率は13.85%で、同5.96ポイント減少した。
マルウエア感染サイト・ボーガスウェア配布サイトの検知率は横ばい
「マルウエア感染サイト」は、ウイルスが仕組まれたWebサイト上のボタンをクリックしたり、ユーザーが訪問したりするだけでウイルスに感染するサイト。1月度の検知率は0.15%で同0.34ポイント減少。このうちAndroidは前月の0.71%から0.15%に減少している。
「ボーガスウエア配布サイト」は、「あなたのパソコンはウイルスに感染しています」などのアラートや広告を出し、役に立たない偽セキュリティーソフトなどを購入させるサイト。1月度の検知率は3.68%で、同0.11ポイント減少している。
「ぜい弱性悪用サイト」は、ハッカーにより改ざんされウイルスが仕組まれた正規のWebサイトで、ユーザーは訪問しただけでウイルスに感染する。1月度の検知率は0.54%で0.01ポイント減少した。OS別では、iOSは前月の0.36ポイント減少したが、Androidは0.05ポイント、Windowsは0.29ポイント増加している。
同社では、詐欺サイトの見分け方として、(1)会社概要をチェックし、会社概要や問い合わせ窓口の情報が曖昧になっていないか確かめる、(2)住所を検索して会社が実在するかをチェックする、(3)決済方法・口座名義をチェックし、決済方法が銀行振り込みのみの場合は、口座名義や会社名義が海外のものになっていないかを確認する、(4)SSL通信が提供されているかどうかを確認する―などを推奨している。
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