2018.12.20 通販支援
申込件数5倍も…ヤマト運輸、会員サイトに「アールトースター」導入
ヤマト運輸(株)はこのほど、ビジネス向け会員制ポータルサイト「ヤマトビジネスメンバーズ」に、(株)ブレインパッドが提供するレコメンドエンジン搭載プライベートDMP(=大量データを収集・分析するデータ基盤)「Rtoaster(アールトースター)」を導入した。
ユーザーに必要なサービスを表示
「ヤマトビジネスメンバーズ」では18年4月に、Webサイトのリニューアルを実施し、ユーザーに最適なサービスを提案するための新機能「For you」を導入。しかし、以前のサイトではすべてのユーザーに同一の画面が表示され、ユーザーに合った個別の提案ができていなかった。
そこでヤマト運輸では「Rtoaster」を導入。「ヤマトビジネスメンバーズ」のユーザーがログインした際に、属性や利用履歴に応じて最適なサービスが表示される機能を追加した。さらにポップアップで、必要と思われるサービスを提案することも始めた。これらの施策により、サービス申込件数が5倍になったとの報告もある。
ヤマト運輸「本当の意味でのパーソナライズを実現したい」
「Rtoaster」では、主に「ユーザー分析機能」と「レポート自動化サービス」を活用。「ユーザー分析機能」では、サービスページごとにユーザーのボリュームや情報を把握することができ、膨大な数のセグメントを作成することなく、確度の高いセグメントを優先的に狙って施策を展開できる。
一方、「レポート自動化サービス」では、「Rtoaster」の管理画面のみでは取得できないログデータなどを加えたレポートを得ることができるため、施策の効果測定やPDCAサイクルを速く回すことが可能となっている。
ヤマト運輸の杉浦兼久氏は「Rtoasterを導入した理由は、顧客一人ひとりにふさわしいサービスを提供するために私たちが考えていた施策を柔軟に行え、パーソナライズが実行できそうだったから。導入後、顧客の“顔”や“興味”をイメージできるようになった印象がある。今後、Webサイト上でリアクションがあった場合にだけサービス紹介チラシを配るなど、本当の意味でのパーソナライズを実現したい」とコメントしている。
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