2018.11.19 ECモール
スマートスタジアム実現へ、楽天が自動配送ロボ活用の5G実証実験
楽天モバイルネットワーク(株)は15日、ITを活用して次世代のスポーツ観戦体験を提供する「スマートスタジアム」構想などの実現に向け、第5世代移動通信方式(5G)の実証実験を「楽天生命パーク宮城」(仙台市)で実施した。実証実験では、5Gネットワークを活用した自動配送ロボットの遠隔操作やユーザー認証、360度カメラを用いた「8K」VRの映像配信などを行った。自動配送ロボットを用いた5Gの実証実験は、国内初となる。
スタジアムの飲食物販売の簡素化、チケットレス、VR映像配信などを実験
「スマートスタジアム」は、先進的なIT技術の活用により、スポーツ観戦で新たな体験を創出する構想。アプリによるスタジアムでの飲食物注文の簡潔化、チケットレス化などによる利便性の向上、VRによる遠隔ユーザーへの臨場感あふれる映像配信などを提供する。今回の実験は、ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社、インテル(株)の協力により実施された。
自動配送ロボをラストワンマイルに活用へ
主な実験内容は、(1)自動配送ロボットの遠隔操作、高精細な映像による本人確認および商品配送、(2)ドローンの撮影映像を用いたスタジアムでのユーザー認証、(3)スタジアム内の模様を360度の「8K」VRで配信。
(1)では、楽天技術研究所(RIT)と宇都宮大学が開発した自動配送ロボットを活用し、ロボットに搭載した5G端末と、カメラで撮影した4K映像により、ロボットの遠隔操作や高精細な映像による本人確認などの動作を確認した。同技術を用いることで、スタジアム内で注文した商品の配送や、ラストワンマイルにおける配送ロボットの実用化などが可能となる。
(2)では、「楽天ドローン」が撮影した映像を5Gネットワーク経由で伝送し、スタジアム内の人物特定などが可能になることを確認。同技術はスタジアム内でのエンターテインメントや、特定人物への商品の配送などに活用できる。(3)では、360度カメラで撮影したスタジアム内の「8K」VR映像データを伝送し、会場および会場外で、臨場感あふれる観戦ができることを確認した。
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