2018.10.31 通販会社
三陽商会とABEJAが業務提携、AIによるデータ活用を推進
(株)三陽商会と(株)ABEJAは30日、テクノロジー活用の推進に向けた業務提携を行ったことを明らかにした。今回の提携により、三陽商会は顧客・購買データの一元化、AIによるデータ活用の推進などを実施し、小売流通業界のデジタルトランスフォーメーション(デジタルソリューションによる変革)を促進する。さらに今後、店頭での接客やマーケティングなど複数の観点から、仮説検証を行う。
リアル店舗とオンラインをつなぐシームレスな購買体験を提供
ABEJAは、ディープラーニング技術を活用したPaaS技術「ABEJA Platform」をもとに、15年から小売流通業界向け店舗解析サービス「ABEJA Insight for Retail」を提供。一方、三陽商会は、バリューチェーン全領域にまたがるデジタルトランスフォーメーションの推進を経営改革戦略として掲げ、18年2月より「LOVELESS」「MACKINTOSH PHILOSOPHY」「EPOCA THE SHOP」など主要ブランドの旗艦店19店舗に、「ABEJA Insight for Retail」の導入を進めている。
今回の業務提携について、三陽商会の岩田功社長は「わが社が成長戦略として推進するデジタルトランスフォーメーション推進の中でも、リアル店舗とオンラインを結ぶシームレスな購買体験の提供と、購買履歴に基づきパーソナライズされた接客サービスは最も重要な施策だ。ABEJAとの取り組みは、顧客価値の創造と最大化への近道となるだろう」とコメント。
小売流通業界を変革へ
ABEJAの岡田陽介社長は、「転換期を迎える小売流通業界において、わが社が強みとするAI、ディープラーニングなどテクノロジーの活用可能な領域は多岐にわたる。業務提携を通じて、三陽商会とともに業界全体の変革に貢献したい」と語っている。
「ABEJA Insight for Retail」は、顧客行動データを基軸として店舗最適化を図る小売・流通企業向けサービス。AIを活用した店舗解析サービスにより、入店から購買までのユーザーの行動を可視化。ディープラーニング技術を活用することで、店舗に設置したカメラの動画をもとに、来店者数や来客の年齢・性別、店内の回遊状況などの消費者行動を可視化できる。また、専用アプリで店舗施策のデータベースを構築し、POSや店舗データをもとに自動で効果検証を行うことも可能となっている。
■三陽商会
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