2018.09.26 調査・統計
読書量が多い人ほど電子書籍を利用、スマホでの持ち運びが浸透
マクロミルが紙の書籍と電子書籍の利用実態調査を実施
(株)マクロミルが25日発表した書籍に関する調査結果によると、読書の頻度が高い人ほど「電子書籍」の利用率が高く、1日に1冊以上読む人の約1割が電子書籍を利用していることが分かった。
同調査は、旬の情報や話題となっているテーマについてアンケート調査を行い、ニュースレター「HoNote通信」として配信しているもの。vol.149の調査テーマは「本」で、「紙の書籍」と「電子書籍」の利用状況や使い分けについて調査している。調査対象は、全国の15~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)2000サンプル、調査期間は18年8月14日~15日。
利用率調査では「紙」がまだまだ優勢
まず、「紙の書籍」と「電子書籍」の読書状況については、「紙の書籍」が85%、「電子書籍」が36%で、今でも「紙の書籍」の利用率が高いことが明らかになった。「紙の書籍」と「電子書籍」を併用している人は33%だった。
読書の頻度に関する質問では、「週に1冊以上」と答えた人が、「紙の書籍」では32%、「電子書籍」では40%と、「電子書籍」の方がやや多かった。さらに「1日に1冊以上」の高い頻度で読書をしている人については、「紙の書籍」の利用者が4%以下だったのに対し、「電子書籍」は9ポイント高い12.2%との結果が得られた。
電子書籍の利用端末はスマホがダントツ、持ち運びシーンに重宝
「電子書籍」の利用端末については、全年代の過半数が「スマートフォン」を利用していると回答。若い年代ほど「スマートフォン」の利用率が高く、10代では9割に上った。「タブレット」は50~60代、「PC」は60代での利用率が4割を超えている。これについては、端末の保有状況や文字の視認性・操作性によるものではないかと同社では分析している。
また、それぞれの書籍を選ぶシーンについて調べたところ、「紙の書籍」は「家で読む」が最多となる60%だったのに対して、「電子書籍」は「家で読む」(41%)のほかに「電車やバスなどで読む」(42%)、「旅行や出張などで読む」(28%)など持ち運びをするシーンが選ばれていた。
さらに「紙の書籍」については、「保管・保存しておきたい本を買う」(48%)、「何度も読み返しそうな本を買う」(37%)、「大好きな作家、漫画家などの本を読む」(35%)など、思い入れに関する選択肢が選ばれているのに対し、「電子書籍」は「面白いかどうかわからない本を買う」(25%)がランクインしていた。
購入するジャンルについては、「紙の書籍」が「小説・文芸書」(60%)、「コミック・マンガ」(43%)、「趣味・生活関連の実用書」(41%)、「雑誌」(36%)、「エッセイ・ノンフィクション」(26%)。「電子書籍」は、「コミック・マンガ」(59%)、「小説・文芸書」(29%)、「雑誌」(23%)、「趣味・生活関連の実用書」(19%)、「ライトノベル」(15%)となっている。
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