2018.09.05 調査・統計
AI導入している勤め先は6.4%、約半数は導入の検討もなし
全体の約4割がAI技術は「必要」「絶対必要」と回答
総合マーケティング支援を行う(株)ネオマーケティングが4日発表した「AI技術に関する調査」によると、回答者の勤め先でのAI導入状況は6.4%にとどまった。49.3%は導入も検討もしていないという結果だった。現在担当している業務にAI技術が「絶対必要」または「必要」と答えた人は、全体の約4割にのぼった。
同調査は、全国の20~69歳以下の正社員男女1000人を対象に実施したインターネット調査によるもので、調査期間は18年7月5日~9日。
まず、AI技術が活用されていると考える商品・サービスについて聞いたところ、「自動運転」(76.9%)、「スマートスピーカー」(62.2%)、「アルファGo」(60.8%)の順に多くの人が回答。
半数以上がAI技術に対して「好意的」、否定的な声は1割未満
次にAI技術に対する好感度を調べたところ、全体では「とても好意的」「好意的」と回答した人が52.2%であるに対し、「好意的ではない」「全く好意的ではない」と回答した人は7.8%となった。このうち20代は「とても好意的」と回答した人が18.5%と他年代に比べて多くなっている。
続いて、就業先でのAI技術の導入有無について聞いたところ、「導入している」と回答した人は財務・会計・経理が3.5%に対し、財務・会計・経理以外が7.1%という結果に。さらに「導入も検討もしていない」と回答している財務・会計・経理は57.5%となり、財務・会計・経理以外の47.3%に対し10ポイント以上差をつけた。
導入(検討)後に起きた変化(※イメージでも可)についての質問では、「作業の効率化」と答えた人が50.8%で最も多かったほか、「作業時間の短縮化」(49.7%)、「人員削減に貢献」(43.1%)と続いた。このうち財務・会計・経理は、「作業時間の短縮化」(55.3%)、「作業の簡略化」(47.4%)と回答する人が多かった。
現在の担当業務にAI技術が必要かどうかについては、職種にかかわらず「絶対必要」「必要」と回答した人が4割に達している。その理由については、「作業効率が上がるから」(54.6%)、「人為的なミスが避けられるから」(49.9%)、「作業時間が短縮できるから」(47.1%)との回答があった。
AI技術が10年後の自身の就業先にどの程度影響を与えるかについては、全体の45.9%が「とても影響がある」「影響がある」と回答。具体的にどういった影響があるかについては、44.9%が「労働時間が減る」と答えている。さらにAI技術が進歩する中で、将来的に必要になるスキルや技術については、「コミュニケーションスキル」(32.1%)、「大局的な視点」(28%)、「独自性」(24.2%)などがあがった。
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