2018.03.05 ECモール
中国越境EC、最大規模は「天猫国際」…市場シェアは27%
アリババグループがこのほど発表した「2017 Tmall Global Annual Consumers Report」によると、17年は天猫国際が引き続き、中国最大の越境ECプラットフォームとしてのポジションを維持した。
天猫国際の市場シェアは27.6%、ユーザー数3年連続3倍
同レポートは、アリババグループの越境ECプラットフォーム「天猫国際」と、ビッグデータをベースにしたリサーチおよびマーケティング戦略プラットフォームを提供するBCNデータが共同で発表したもの。
同レポートによると、「天猫国際」の市場シェアは27.6%(※17年第4四半期時点)で、中国国内最大規模を維持。ユーザー数が15年からの3年間で3倍に増加したほか、年間取引量が20%ずつ成長していることから、19年までに市場規模は6200億元にまで拡大すると予想している。
最人気カテゴリーは「美容製品」、日本も輸入国トップ5以内
天猫国際は現在、17年には68カ国1万6400以上のブランドを取り扱っており、輸入国は日本・アメリカ・オーストラリア・ドイツ・韓国が上位5カ国に。最も人気のあるカテゴリーは美容製品で、続いて食品・サプリメント、ベビー・マタニティ用品の順となっている。
輸入国別の人気製品カテゴリーは、日本製品ではおむつ・ベビー用品、美容製品・パーソナルケア用品、アメリカ製品では健康食品・サプリメント・ベビー用品・カバン、オーストラリア製品では健康・栄養食品・ベビー用品・大人用粉ミルク、ドイツ製品が粉ミルク・ダイエット・栄養サプリメント・カッ・ケトル、韓国製品では美容製品・パーソナルケア用品・化粧品など。17年は売上上位3カ国以外からの製品の売上が初めて50%を超え、従来の輸入国ではない国の製品が求められていることも分かった。
18〜27歳による売上高40%に上る
また、1990年代生まれのいわゆる「ポストミレニアル世代」(18歳~27歳)の消費者が天猫国際のユーザーの50%を占め、売上高の約40%を生み出していることも明らかに。同年代が輸入製品を購入する大きな要因は、(1)新製品を試したい、(2)高価な製品を持ちたい、(3)歳を重ねることへの不安、などであると推測している。
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