2017.11.17 通販支援
配達ルート最適化など…日本郵便、PLIDで4企業を採択
日本郵便(株)と(株)サムライインキュベートは16日、日本郵便初のオープンイノベーションプログラム「POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM」(PLIP)の採択企業4社を発表した。
オプティマインド、MAMORIOなどを採択
同プログラムは、近年のECの進化や人口減少など、物流業界が抱えるさまざまな環境変化をテクノロジーによって解決を目指すもの。Logistics4.0時代、ラストワンマイルに変革を起こすイノベーションをスタートアップ企業とともに創出する。協力会社はパーソルキャリア(株)。
スタートアップ企業の募集は今年9月から開始。応募した105社の企業の中から書類審査・面談審査により、同プログラムのメインテーマ・詳細テーマについて、革新性、課題解決性、実現可能性、親和性が高いと考えられる4社をスタートアップ企業として選定した。
今回選ばれたのは、(株)Drone Future Aviation、合同会社オプティマインド、ecbo(株)、MAMORIO(株)の4社。このうちオプティマインドでは、郵便・物流業務の効率性の追求を目指し、最適化エンジンと機械学習を活用した配達ルートの最適化などの検討を進める。MAMORIOでは、IoTを活用した遺失物早期返還プラットフォーム「MAMORIOプラットフォーム」と連携し、日本郵便の持つ物流網を活かして、落し物をより見つけやすくするサービスの創出に向けて検討を開始する。
なお、同プログラムのメインテーマは、「多様化するライフスタイル、地域コミュニティにおいて、郵便・物流のラストワンマイルをテクノロジーで変革する」。詳細テーマは、(1)【テクノロジーを活かした新しい郵便・物流の仕組みを実現】ドローンやロボティクスなどを活用した顧客への新たな配送価値の創出、(2)【テクノロジーを活用した郵便・物流の管理配送業務効率化の実現】AI・IoTなどの活用でこれまでの物流をスマート化、(3)【郵便・物流のリソースを活用した既存分野に留まらない新サービス】新しい価値を生むBigDataの収集と実用化など…となっている。
活用可能なリソースは次の通り。
(1)郵便物流システムの活用
:1日約3000万箇所への郵便配達、約14万台の郵便事業用車両、約18万本の郵便ポスト、約2万4000局の郵便局など、郵便・物流バリューチェーンへアクセス可能
(2)実証実験の推進
:郵便局やドローン実証実験地など、PoCを通じた検証への舞台を整えることによる早期実用化
(3)出資・メンタリング
:サムライインキュベートから450万円の出資検討、日本郵便から出資検討およびテストマーケティング費用の拠出検討、業界スペシャリストからのメンタリング
各スタートアップ企業は今後、約3カ月をかけて社内外のメンターやアドバイザーの助言などを得ながら実現に向けた取り組みを実施する。
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