「サイトの使いやすさ」など4項目で1位

　調査は、2022年にふるさと納税サイトを利用し、寄付をしたことがある全国の18歳～84歳の男女2504人を対象に、各項目について満足度を聴取。規定の回答者数（100人）を満たした企業について、「総合」「評価項目別」「部門別」にランキングをまとめた。調査は19年から原則年1回実施しており、今回で5回目。
　調査企業数は16社となり、「ANAのふるさと納税」「au PAYふるさと納税」「さとふる」「JRE MALL ふるさと納税」「JALふるさと納税」「セゾンのふるさと納税」「ふるさとエール」「ふるさとチョイス」「ふるさとプレミアム」「ふるさと本舗」「ふるなび」「ふるぽ」「ふるラボ」「マイナビふるさと納税」「三越伊勢丹ふるさと納税」「楽天ふるさと納税」。
　それによると、「ANAのふるさと納税」が前回4位からランクアップし、2020年以来3年ぶり2度目の総合1位を獲得した。
　評価項目別では、寄付先・返礼品の選びやすさなどを評価した「サイトの使いやすさ」、寄付までのわかりやすさなどの「手続きのしやすさ」、返礼品や寄付内容に関する特集記事やコンテンツの充実さなどを評価した「コンテンツの充実さ」、そして、寄付金の使い道（地方自治体の取り組み）への対応度などを評価した「地域振興への貢献」の4項目で1位となった。

2位に「楽天ふるさと納税」、3位に「ふるさとチョイス」

　2位の「楽天ふるさと納税」は、返礼品の内容や寄付金額など返礼品情報のわかりやすさなどを評価した評価項目「返礼品の魅力」で、前回2位から初の1位を獲得。また男女別「女性」部門で、20年から3年連続の1位を獲得したほか、カテゴリー別「米」部門、そして今回から発表を開始し、初めてふるさと納税をした人を対象とした利用経験別「初めてのふるさと納税」でも1位の評価を得た。
　3位の「ふるさとチョイス」は、カテゴリー別「魚介」「果物」部門でそれぞれ1位に。なお「果物」部門では21年から3年連続１位の評価を得ている。
　同時に、4位「ふるなび」、5位「さとふる」、6位「au PAYふるさと納税」を選出。併せて、規定人数の半数以上の回答があり、一定以上の総合得点を獲得した「ふるさとプレミアム」と「JRE MALL ふるさと納税」を、「高評企業」としてとり上げている。

　■『ふるさと納税サイトランキング』
　https://life.oricon.co.jp/rank-hometown-tax-website/

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