2022.11.01 事件・トラブル
EFOツールに不正アクセス、ABC-MARTなどで計3300件以上のクレカ情報流出
SaaS事業を展開する(株)ショーケースが提供したEFOツール(入力アシストサービス)のプログラムが改ざんされ、個人情報を漏洩させた事件は、同社の取引各社に深刻な影響を広げている。同サービスを導入した(株)エービーシーマートや(株)ユーキャンなどでは、一部ユーザーのクレジットカード情報が流出したことを明らかにした。

不正アクセスによってソースコードを書き換え
ショーケースによると、7月26日に入力アシストサービス「フォームアシスト」のソースコードに、不審な記述があるとの指摘を受け、調査を開始したという。
調査の結果、同社が提供する「フォームアシスト」「サイト・パーソナライザ」「スマートフォン・コンバータ」で、第三者による不正アクセスによってソースコードが書き換えられたことが判明。これらのシステムを導入した各社のウェブサイトから、個人情報流出の可能性があることがわかった。
同社では、ソースコードの修正、第三者の侵入を遮断する措置、新設サーバーへの移行といった再発防止策を構築。これらの対策の実施後は、不正なファイルの埋め込みは確認されていないと説明している。
「ABC-MART」2298件、「FUJIFILMプリント&ギフト」851件など
靴の通販を行うエービーシーマートは先月25日、「ABC-MART公式オンラインストア」のユーザーのクレジットカード情報2298件が漏えいした可能性があると発表。既にショーケースのサービスを切り離したとしている。
ユーキャンは26日、「生涯学習のユーキャン」サイトでクレジットカード情報200件が漏洩した可能性があると発表した。同社は複数のサイトを運営しているが、対象となったのは通信講座を取り扱う「生涯学習のユーキャン」サイトのみ。
富士フイルムイメージングシステムズ(株)も26日、ECサイト「FUJIFILMプリント&ギフト」で、ユーザーのクレジットカード情報851件が漏洩した可能性があることを明らかにした。
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