2022.07.12 事件・トラブル
北の達人、広告画像の著作権侵害でupscript合同会社を提訴
(株)北の達人コーポレーションは11日、upscript合同会社を被告として、upscriptが同社広告画像を模倣して作成した広告画像のアップロード行為などの差止めと、広告画像に関する画像データの削除および損害額1680万1200円のうち100万円の支払いなどを求め、地元の札幌地裁に訴訟を提起したことを明らかにした。

北の達人は社内に「競合模倣対策室」を設置
北の達人は訴状で、同社広告画像を複製または翻案し、インターネット上に公開するupscriptの行為に対し、同社が保有している著作権を侵害するなどと主張。upscriptに対し、著作権法などに基づき、これらの行為の差止めと損害賠償を求めている。
同社は、社内に「競合模倣対策室」を設置。自社の知的財産権の保全に努めるとともに、他社の知的財産権を尊重することで、公正な競争環境での事業活動を推進している。今後も、同対策室を中心として、同社の知的財産権または公正な競争環境を害する行為に対しては、必要に応じて法的措置を含む適切な対応を行っていく考えを示している。
広告画像の多くの表記がほぼ同一
北の達人が「模倣した広告画像」としたのは、足のデオドラントクリーム『ノーノ―スメル』。「足の激臭には4つの機能があるクリームが必要です」とした商品説明は、upscriptの類似商品『WILL CLENS』では、「足元の激臭には4つの機能がある靴消臭剤が必要です」と表記。
さらに「防臭、汗対策、殺菌、角質ケアを網羅した足環境を整えるクリーム」と「リピート率97.5%」とした表現に対し、「消臭、防臭、汗対策、抗菌を網羅した足下の環境を整える消臭剤」「リピート率97.5%」とうたっている。
また、「靴の中は密閉状態の上、化学繊維素材の靴下やストッキングは汗をほとんど吸収しない」ことを説明する画像とテキストでは、画像データとともに、「約10分で靴の中は湿度100%になります」「足が蒸れやすく、垢が出やすいのでニオイの原因である悪玉菌が増殖・活動(繁殖)しやすい環境なのです」などの表記がほぼ同一とし、複製または翻案、著作権の侵害と指摘している。
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