2022.06.01 ECモール
新サービスの開発体制を強化…ヨドバシHD、クリエーションラインと提携
事業会社におけるソフトウェア開発の内製化支援、アジャイル開発/DX推進を行っているクリエーションライン(株)は5月31日、(株)ヨドバシホールディングスからの第三者割当増資による総額1億5000万円の出資を受け、資本業務提携を締結すると発表した。

ヨドバシカメラ、21年3月期決算は売上高60%増
クリエーションラインは、日本ではまだ少ないオープンソースおよびアジャイル開発を用いた技術開発を得意とし、多くの導入実績を持つ。社会課題に挑戦する多様な業界のリーディングカンパニーと混成チームを組み、ソフトウェア開発を実践。2018年には大きなパラダイムシフトを迎える自動車業界を牽引するデンソー(株)からも資本業務提携を受け、コネクティッド関連事業への参画や、新たなプロダクト、サービスの開発を進めている。
ヨドバシホールディングスの100%子会社である(株)ヨドバシカメラは、21年3月期のEC売上高は前期比60.3%増の2221億円。国内企業で初となるEC売上高2000億円を突破するなど、「販売×IT」の領域も牽引するリーディングカンパニーだ。
資本業務提携では、クリエーションラインが持つ技術ノウハウや新規事業アイデアと、ヨドバシカメラおよびヨドバシホールディングスが持つ経営資産と実績が融合することで、「小売業(Retail Business)」という大きな市場にイノベーションを起こすプロダクトやサービスの開発を進めていくとともに、ヨドバシカメラのIT戦略への貢献をめざす。
ヨドバシカメラ藤沢社長「最後の一コマが埋まった」
具体的には、新規サービスの開発をはじめ、アプリケーション開発エグゼキューションセンターの共同運営、内製化支援およびソフトウェアエンジニア育成、クラウドおよびオープンソースソフトウェア技術の導入など推進する。
ヨドバシカメラの藤沢和則・代表取締役は、「EC戦略をさらに押し進めるためには、新しいオープンソースやクラウドの技術等を使ったアーキテクチャを活用する必要があり、そのためには技術を使いこなせる人材と、実際に開発手法を実行できるチームという2つが必要となる。この2つを兼ね備えているものがクリエーションラインであり、新しいサービス開発を進める上での『最後の一コマが埋まった』という感覚を持っている」と期待。
併せて、「この先、ヨドバシ・ドット・コムはもちろんリアル店舗のサービスをより高めていくための新たなシステムの開発、そして顧客に対して最高の体験を提供していくためのサービス提供に、このパートナーシップを活用していきたい」とコメントしている。
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