2022.03.01 ECモール
越境EC+海外店舗出店…ジェイグラブとJTB、オムニチャネル販売代行開始
越境ECベンチャーのジェイグラブ(株)と交流創造事業を推進する(株)JTBは2月28日、中小事業者が手軽に海外向け販売を始められるように、越境ECモール出店とJTB海外店舗内のショールームストアを活用したオムニチャネルによる越境EC販売代行サービス『j-Grab Mall(ジェイグラブモール)』を開始すると発表した。

『j-Grab Mall』は東京都の「2021年度海外向けECモールモデル構築事業」に採択
『j-Grab Mall』は、東京都が支援する「2021年度海外向けECモールモデル構築事業」に採択されている。第一弾として、3月下旬から、シンガポール随一の繁華街オーチャードエリアに位置するシンガポール高島屋に店舗を構えるJTB るるぶギフトショップ(高島屋店)で、商品サンプル展示とオンラインによる注文販売を行う「ショールームストア」を運用する。
出店事業者は、『j-Grab Mall』の利用で、商品説明を外国語に翻訳したり、海外に発送したりすることなく国内取引で完結し、海外への販路をつくることができる。サービス設計にあたり、要望調査済の日本製品を製造・販売する事業者30社が、3月1日のサービスインと同時に出店することが決定している。
初期費用O円・販売手数料20%のキャンペーンも
今後は、在庫の少ない事業者や、海外販売で難しいと言われる冷蔵・冷凍食品の販売、特にコロナ禍による外食需要減に伴う食品ロス解消といった社会課題を解決するため、小規模事業者や製造業者などを優先的にサポートしていく考えだ。4月末までに申し込んだ場合は、初期費用0円、販売手数料20%でスタートできる「スタートキャンペーン」も実施する。3月末までは限定30社、サービス開始に際しては所定の条件審査がある。
両社は今後の展開について、6月には『j-Grab』ショールームストア専用のアプリを導入。「ショールームストア」に展示されている商品のQR コードをアプリで読み込むだけで商品説明と販売画面に遷移し、その場で購入できるようにする。また、閲覧・購入データをAI分析して販売事業者に提供することや、ショールームストアでの行動分析を実施して 一日にどの程度商品が見られたか、回遊していたのかなどのAI分析データの提供も検討している。
22年度中に、「ショールームストア」はJTBシンガポール、台湾で複数回、期間限定で実施予定で、23年度以降は国や地域を拡大して展開するとともに、常設の「ショールームストア」の開設も視野に入れている。事業拡大に関しては、3年目となる24年度には、参加事業者数数を100社から1500社に、取扱高1億円から20億円をめざす考えを示している。
■『j-Grab Mall』
https://www.j-grab.com
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