2022.03.01 行政情報
購買行動を変えた…メルカリ、環境関連アワードで「特別賞」を受賞
(株)メルカリは2月28日、環境省が主催する『第3回ESGファイナンス・アワード・ジャパン』の環境サステナブル企業部門で「特別賞」を受賞したと発表した。不要になったものを他の誰かに引き継ぐというビジネスモデルそのもので資源循環を促し、社会システムの転換を促す取り組みなどが評価された。同日、オンラインで表彰式があった。

メルカリ、消費者がリユースを意識して購買行動をする契機に
「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」は、ESG金融やグリーンプロジェクトに関して積極的に取り組み、環境・社会に優れたインパクトを与えた投資家・金融機関など、また環境関連の重要な機会とリスクを企業価値向上に向け経営戦略に取り込み、企業価値と環境へインパクトを生み出している企業の取組を評価・表彰し、社会で共有することを目的としている。
「環境サステナブル企業部門」は、「環境関連の重要な機会とリスク」を経営戦略に取り込み、企業価値にもつなげながら、環境への正の効果を生み出している「環境サステナブル企業」の具体的な実例を投資家、企業に示すために設けられている。
メルカリの受賞にあたっては、ビジネスモデルへの評価と併せ、「ポジティブインパクトの最大化とネガティブインパクトの最小化を踏まえたゴール設定も明確で、インパクトも大きい」「急速に業容を拡大する中で、本業であるスマホを用いたCtoCビジネスは、一般大衆の購買行動が循環型社会を意識したものに変化するきっかけを与えている」と評価された。
設立から10年に満たずに中古品売買市場を大衆化
また、「消費者の行動変容に向けて積極的な働きかけを行っており、設立から10年に満たない中で中古品売買市場を大衆化させ、市場や消費活動全体に大きなインパクトを与えている」。さらに、年少者を含めた消費者教育の実践も高い評価を受け、一方で、開示情報の充実という点では発展の余地もあり、今後の充実が期待される――との評価を受けた。
メルカリは「サステナビリティ戦略」として、事業を通じて社会・環境課題の解決に貢献していく価値創造に関わるものと、持続的な成長のために必要な経営基盤に関わるものの両方の観点から、「循環型社会の実現/気候変動への対応」「ダイバーシティ&インクルージョンの体現」「地域活性化」「安心・安全・公正な取引環境の整備」「コーポレートガバナンス/コンプライアンス」の5つの重点課題(マテリアリティ)に取り組んでいる。
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