2021.10.07 通販会社
オンワード、実店舗・EC連動の新業態「OMO型店舗」を拡大
(株)オンワードホールディングスの中核事業会社である(株)オンワード樫山は6日、新業態「OMO型店舗」の出店を拡大し、大阪市北区の阪神梅田本店に8日にオープンするなど、新たに10店舗を出店すると発表した。

「OMO型店舗」は13都府県の計14店舗に拡大
OMO型店舗は、4月にスタートした実店舗とオンラインストアのメリットを融合した新業態で、ブランドの垣根を超えた売り場づくりと、商品だけでなくサービスも併設していることが特徴だ。これまでに埼玉・愛知・千葉・高知の4店舗を展開していたが、この秋の出店拡大により、全国13都府県の計14店舗で展開。今後も、さらなる出店拡大を予定しているという。
同社によると、流通チャネルは従来の店舗主体からECが常態化する状況へと大きく変化している。企業目線でECと店舗の提供サービスを分けて考えるのではなく、「利用者目線」「利用者体験志向」でオンラインとオフラインのチャネルを融合し、より良い利用者体験を提供するOMOが求められているという。
さらに、メンバーシッププログラム「オンワードメンバーズ」の会員に実施した調査(回答者3万1900人、回答数5万2467件)によると、自社公式通販サイトの「オンワードクローゼットで購入せず、店頭で購入する理由は」という質問に、2万2138人(42.2%)が「実物を確認して購入したいから」、1万9397人(37.0%)が「試着して購入したいから」という回答が得られた。
ブランドを問わず取り寄せて試着・購入できる「クリック&トライ」が好評
埼玉・名古屋・千葉の郊外ショッピングセンターを中心に展開している「オンワード・クローゼットストア/セレクト」は、バリエーション豊富な商品を取りそろえた店頭での物販に加え、オンライン上の商品を、ブランドを問わず取り寄せて試着・購入できる「クリック&トライ」や、「リペア&メンテナンス」などのサービスを導入し、新たな顧客体験を提供している。
特に、「クリック&トライ」の利用が好調で、2月から試験的に導入したONWARD CROSSET SELECT高知大丸では、3~7月の売上のうち、49%が「クリック&トライ」を利用したものだったほか、同期間の購入客数のうち、87%が同サービスを利用したものだったという。
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