2020.09.16 通販支援
ゆうちょ銀行、PayPay・LINEPay・メルペイなど8決済サービスを利用停止へ
(株)ゆうちょ銀行は15日、同行の本人認証方法である2要素認証を未導入の決済事業者8社に対して、準備ができ次第、アカウントへの口座登録およびチャージ(入金)を一時停止すると発表した。
ドコモ口座以外でも不正被害が発生、高市総務相も警告
同行が対象としたのは、ヤフー(PayPay)、LINEPay、PayPal、ウエルネット、楽天Edy、ビリングシステム、メルペイ、ゆめカード。9日には、NTTドコモによる「ドコモ口座」の新規口座登録及び口座変更と振替(チャージ)を当面の間停止することも明かにしていた。
高市早苗総務大臣が同日の閣議後会見で、「(ゆうちょ銀行が提携する)ほかの決済サービス業者でも不正引き出しの被害が出ている。ドコモだけではないということだ」と述べ、懸念を示したことを受けての対応だ。
高市氏は、決済サービスで提携する12社のうち6社で不正の可能性がある。うち2つのサービスは新たな登録などを停止したが、残る4つのサービスは登録などを続けていると説明。総務省による10日のヒアリングなどで把握したとしている。
Kyashでは23万円の不正引き出し、銀行協会がセキュリティ強化を呼びかけ
また同日、ゆうちょ銀行と提携するキャッシュレス決済スタートアップのKyashが、同行の新規登録、入金について一時停止していると公表した。
Kyashによると、口座保有者ではない第三者が、不正に取得したゆうちょ銀行の口座情報および個人情報をもとに、該当口座の登録および口座からKyashアカウントへ引き出しを実行した。対象件数は3件で、計23万円の不正引き出しがあったとしている。
Kyashは、現時点で同社からお客様情報が漏洩したという事実は一切ないとした上、金融機関と協議して全額補償を明らかにしている。
銀行側のセキュリティーの甘さが浮き彫りになり、全国銀行協会は14日、加盟行に対して本人確認の徹底など、セキュリティー強化を呼びかけている。ゆうちょ銀行では、2要素認証の導入に全力で取り組むとともに、各事業者と連携して、ユーザーの安全確保に努めていく方針を示している。
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