2020.08.04 ECモール
ヤフーとLINEのID連携も、4社が業務提携に合意…4日からTOB開始
ヤフー(株)を運営するZホールディングス≪ZHD≫(株)とLINE(株)は3日、経営統合の完了が2021年3月となる見通しを明らかにした。両社の親会社であるソフトバンク(株)とNAVER Corporationが4日から、LINE株式の公開買い付け(TOB)を始める。また4社は3日付で業務提携を結んだことも公表。ヤフーとLINEのID連携などを提示した。
※19年11月の写真
コロナ影響で5カ月遅れ
経営統合は当初、20年10月を予定していたが、5か月遅れとなる。新型コロナウイルスの感染拡大が影響し、米国など各国・地域の競争法の手続きに時間がかかり、延期を表明していた。米国や韓国、台湾での審査はすでに終了し、日本の公正取引委員会の審査も終わるめどがついたことから、正式決定を待たずにTOBを開始する。
TOBは、ソフトバンクとNAVERが4日から、LINEの上場廃止に向けて日本と米国で実施する。これを受け、両社がつくる共同出資会社が21年1月ごろにZHD株式の公開買い付けを開始し、同年2月ごろのそれぞれの承認株主総会の開催予定など、効力が発生する同年3月までの経営統合の日程も明らかにした。
SBとNAVERによる新会社の下にZHD
経営統合後は、ソフトバンクとNAVERによる新会社の下にZHDを置き、ヤフーとLINEがZHDの完全子会社としてぶら下がる形となる。
4社は19年12月23日付で、経営統合の最終契約である経営統合契約書を締結している。その一環として、統合完了後に協議するとしていた事業内容の検討を前倒しで行うために3日、業務提携基本合意書を締結。4社間での協議に入った。
業務提携内容に「ID連携」盛り込み
業務提携の内容は、組織の再編や人的資源の共有などをはじめ、共同での技術協力や営業・プロモーション・キャンペーンの実施、戦略にまつわる協議、事業計画の作成及び統合戦略発表会の実施などとともに、LINEとヤフーのID連携・サービス連携が盛り込まれている。
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