2020.04.02 調査・統計
運送会社かたるフィッシング詐欺が181%増…20年2月ネット詐欺リポート
ソフトバンクグループのBBソフトサービス(株)がこのほど発表した2020年2月度の「インターネット詐欺リポート」によると、運送会社をかたるフィッシング詐欺が急増し、前月比で281%となっていることが明らかになった。
1月49件→2月138件に急増
調査は、同社のセキュリティ対策ソフトウエア「Internet SagiWall(インターネットサギウォール)」で検知・収集した危険性の高い詐欺サイトを観測、分析した。運送会社をかたるフィッシング詐欺サイト数は1月に49件だったものが、2月には138件にまで急増していた。
19年2月にも急増
調べによると、同様の詐欺サイトは19年から増減を2回繰り返している。1回目の増減は19年2月に793件まで増加し、その後に減少。2回目は同年8月に212件と増加を始め、10月以降は減少していた。
それ以降は減少傾向が続いていたが、今年2月に入り138件と検知数が大きく増加し、前月比で281%となった。これまでの傾向から、検知数が大きく伸びた後、数か月間は検知数が増加する傾向もあり、注意が必要だという。
SMS/メールで不正な不在通知
主な手口は、不在通知を装ったSMSやメールからフィッシングサイトに誘導され、Android端末からアクセスした場合は、不正アプリをダウンロードするように案内、iOS端末からアクセスした場合はApple IDやパスワード、電話番号、認証コードなどが詐取される。
詐欺防止3つのポイント
同社は、フィッシング詐欺防止のためのチェックポイントを挙げ、注意を促している。
(1)情報元不明のアプリのインストールは許可しない/Androidの「設定」アプリ以下にある「セキュリティー」から、情報元不明のアプリのインストールは許可しないよう設定を変更する。
(2)メールやSMSで案内されたURLが正規URLかを確認する/メールやSMS上のリンクはクリックせず、事前に登録しておいたブックマークから正規サイトへアクセスする。 また、詐欺ウォールで収集した不在届を装ったフィッシングサイトのURLのトップレベルドメインは「.top」「.co」などが多いため、見慣れないURLには注意が必要。
(3)SSL通信が提供されているかどうかをチェックする/個人情報(メールアドレスやクレジットカード番号など)を入力するページのアドレスバーに鍵マークが表示されない場合には、注意が必要。
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