2020.01.24 通販支援
Origami、メルカリG傘下に…メルペイが全株式取得
(株)メルカリは23日、子会社の(株)メルペイが(株)Origami(オリガミ)の株式を取得し、子会社化すると発表した。スマホ決済事業者の競争が激化するさなかの動きで、Origamiは同日、提供している「Origami Pay」サービス・ブランドを、ユーザーと加盟店に対して一定の周知期間を経た後に「メルペイ」に統合することを明らかにした。
メルペイユーザーは500万人以上
メルペイは、メルカリの100%子会社として、2019年2月にスマホ決済サービス「メルペイ」の提供を開始。フリマアプリ「メルカリ」の月間1450万人という顧客基盤や、「メルカリ」上での取引を通じて保有している売上金(年間約5000億円)を背景に、非接触決済サービス「iD」/コード決済による利便性の高い決済機能を、さまざまな業種や業態に提供している。
19年4月には「メルカリ」の過去の利用実績等をもとに、商品購入代金を翌月にまとめて支払うことができる「メルペイスマート払い」にも対応。サービス開始から8か月の同10月に利用者数500万人を突破するなど、店舗・ユーザー双方のキャッシュレス化を推進してきた。
オリガミは16年にスマホ決済開始
メルカリの孫会社となるOrigamiは12年に設立し、16年にスマホ決済サービス「Origami Pay」の提供を開始した。18年には全国256の信用金庫の中央金融機関である信金中央金庫と資本業務提携を行い、特に地域の中小事業者へのキャッシュレス化を推進してきた。
メルペイ、Origami両社によると、スマホ決済事業者間の競争が激化する中、両社の強みを 融合することで、単なるスケールメリットの実現に留まらない独自の価値を提供し、日本のキャッシュレス社会実現に寄与できるものと考え、Origamiがメルカリグループに参画することで基本合意した。
信金中金を含む4社で地域開拓へ
今後は、メルカリ、メルペイ、Origami、及び同日付でメルカリ、メルペイと業務提携を締結した信金中金の4社共同で、地域の中小事業者への「メルペイ」導入の推進によりキャッシュレス社会の実現をめざす考えを示している。
オリガミ18年12月期は純損25億円
Origamiの18年12月期の経営成績は、売上高が2億2200万円、営業損益として25億4400万円、純損益として25億4900万円を計上していた。株式譲渡実行日は2月25日を予定。メルカリの業績に与える影響は現在、精査中としている。
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