2019.10.11 通販会社
ビックカメラは増収減益、純利益18%減…駆け込み需要は想定下回る
(株)ビックカメラが10日発表した2019年8月期(18年9月~19年8月)決算は、売上高が前年同期比5.9%増の8940億2100万円、営業利益が同15.2%減の229億4300万円、純利益が同18%減の140臆4700万円となった。

ネット通販を強化、テレビ・洗濯機が好調
引き続き、物流拠点の在庫管理精度の向上、コスト抑制などの物流改革に取り組んだほか、インターネット通販システムの刷新を踏まえ、 オムニチャネルを含むインターネット通販事業の強化に取り組んでいる。
売上面では、テレビや洗濯機などが好調で、冷蔵庫、エアコン、スマートフォンやパソコンなども堅調。デジタルカメラやゲームなどが低調だったが、総じて堅調に推移した。一方、長梅雨により、季節商品の販売が伸び悩んだほか、インバウンドや消費税の増税に伴う駆け込みは想定を下回ったことから、売上高は通期業績予想数値を下回った。
利益面では、売上高要因に加え、パソコンや理美容商品など一部の商品のカテゴリーで売上総利益が低下。新規出店の前倒しや物流費用の増加なども影響した。
物品販売事業以外では、連結子会社の日本BS放送(株)の売上高が減少したことに伴い、売上高は138億7500万円(前年同期比1.6%減)となった。
携帯電話事業で新料金プランによる新たな需要を取り込みへ
次期は、グループ全体の売上高は前年同期比 5.3%増の9410億円を見込み、営業利益は同9.8%増の252億円、純利益は同9.6%増の154億円を予想している。テレビやレコーダー、エアコンなどの好調な伸びを見込むほか、医薬品や日用雑貨などの非家電分野でも堅調な伸びを予想。携帯電話事業では、通信料金と端末代金を完全に分離する新料金プランの実施の影響を織り込んでいる。
業績動向を踏まえ、4月11日に公表した2019年8月期の通期業績予想を修正した。今回修正予想は売上高が前回発表予想比0・1%減の8940億円、営業利益が同5.9%減の229億円、純利益が同3.8%減の140億円に修正。このほか、連結業績に特別損失として29億4000万円を計上した。
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