2019.09.20 調査・統計
スマホ決済、「アプリDL後も利用せず」が半数に
モバイルに特化した調査研究機関「MMD研究所」は19日、間近に迫った消費税率の引き上げを含め、さまざまに注目されている「スマートフォン決済」に関する実態調査の結果を公表した。調査対象の約半数がスマートフォン決済アプリをインストールした後に利用をしていないことや、非接触決済はQRコード決済より利用頻度が高いことなどが明らかになった。

スマホ決済利用率は16.4%
調査は8月9日~18日の期間で、18歳~69歳の男女3万7041人を対象とし、結果を「2019年9月 スマートフォン決済に関する実態調査(複数回答あり)」としてまとめた。


「普段の支払い方法」については、90.5%が「現金」。次いで「クレジットカード」、「カード型の交通系電子マネー」の順となり、スマホ決済の利用は16.4%だった。年代別では、現金は若年層ほど多く、クレジットカードは高齢層ほど多い結果となった。
アプリダウンロード後の利用率、トップはPayPayで26.7%


各スマホ決済サービスのインストール状況については、全体の約半数がアプリをインストールしたものの、利用にいたっていないことがわかった。利用している人のトップは「PayPay」が26.7%、次いで「LINE Pay(コード決済)」が12.1%、「楽天ペイ」が11.6%の順となった。非接触決済で最も多かったのは「楽天Edy」で9.1%だった。
1回の利用額は1万円未満が7割、高額利用はセキュリティー面に不安

スマホ決済利用者の1回あたりに抵抗なく使える金額は1万円未満が7割を超えた。最も多かったのは1000~3000円で26.1%。QRコード決済利用者のほうが少額を選んでおり、非接触決済は「どんな金額でも抵抗はない」という回答がQRコード決済利用者よりも多い結果となった。
高額の支払いに抵抗を感じる理由として、使いすぎや管理方法を気にする意見がある一方、「カード番号など、個人情報が流出してしまうのではないか」というセキュリティに不安を感じている回答も10%を超えた。
利用頻度については、「2~3日に1回以上」と回答したのはQRコード決済利用者で27.7%、タッチ式・非接触決済利用者で33.7%と、タッチ式・非接触決済のほうが利用頻度が高いことが分かった。
スマホ決済をよく利用する場所は「コンビニ」「ドラッグストア」「スーパー」。スマホ決済の利用経験に関わらず、スマホ決済を使いたいと思われているのは 「コンビニ」「スーパー」「ドラッグストア」の順だった。
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